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パワーステアリング警告灯点灯でエンジンかからない!原因と対処法

キジトラさん

パワステ警告灯ついたままエンジンかからないんだ

ミケさん

警告灯点灯が原因なのかどうか分からなくて不安だよ

パワステ警告灯が点灯したままエンジンがかからないのは不安だよね。

パワステ異常を放置するとエンジンに悪影響が出るかもしれません。

そこで、今回はパワーステアリング警告灯点灯でエンジンかからない原因と対処法について紹介します!

この記事で分かること!
  • エンジン始動不良の原因3選
  • 警告灯点灯時に確認する3つ
  • 始動不良の解決方法
目次

パワステ警告灯点灯でエンジンがかからない原因3選

パワーステアリングの警告灯が点灯している状態で、エンジンがかからないのはなぜでしょうか。

実は、パワステ警告灯の点灯とエンジン始動不良には密接な関係があるのです。

パワステ警告灯が点灯してエンジンがかからない原因について、詳しく解説していきます。

まずは、パワステオイル漏れによるエンジン始動不良について見ていきましょう。

パワステオイル漏れ

パワステ警告灯が点灯する最も多い原因は、パワステオイルの漏れです。

パワステオイルが減少すると警告灯が点灯し、そのままの状態でエンジンをかけようとすると、オイル圧が上がらずエンジンがかからないことがあります。

パワステオイル漏れの主な原因は以下です。

  • ホースの劣化や亀裂
  • パワステポンプのシール部の摩耗
  • Oリングの劣化

駐車中に、タイヤ周りや車両の下にオイルの染みがないかチェックしましょう。

パワステオイルが漏れていると、ハンドル操作が重くなり事故の原因にもなります。オイル漏れの兆候があれば、すぐに修理工場で点検を受けることが大切です。

また、定期的なオイル交換やホース類の点検を行い、オイル漏れを未然に防ぐことも重要ですね。

パワステオイル漏れ以外にも、オルタネーターの異常がパワステ警告灯の点灯とエンジン始動不良の原因になります。

オルタネーターの異常

パワステ警告灯が点灯してエンジンがかからない原因の2つ目は、オルタネーターの異常です。

オルタネーターは、エンジンの回転を利用して発電する装置で、バッテリーに電力を供給する重要な役割を果たします。

オルタネーターに不具合があると、パワステシステムに必要な電力が供給されず、警告灯が点灯します。さらに、バッテリーへの充電も滞るため、エンジンがかからなくなることがあるのです。

  • ダイオードの故障
  • レギュレーターの不良
  • ロータリーコイルの断線

オルタネーター異常の症状としては、パワステ警告灯の点灯以外にも、ヘッドライトの減光やバッテリーの減りが早いなどがあります。

オルタネーターは構造が複雑で特殊な工具が必要なため、修理は専門店に依頼するのが賢明です。異常を感じたら、早めに点検を受けるようにしましょう。

なお、オルタネーターベルトの緩みや損傷でも、同様の症状が現れることがあります。目視点検を行い、張り具合を確認することも大切ですね。

最後に、パワステ警告灯点灯とエンジン始動不良に関連するバッテリー上がりについて見ていきます。

バッテリー上がり

パワステ警告灯が点灯した状態でエンジンがかからない原因の3つ目は、バッテリー上がりです。

バッテリーの電圧が低下すると、パワステシステムが正常に機能せず警告灯が点灯します。さらに、スターターモーターに十分な電力が供給されないため、エンジンがかからない状態に陥ります。

バッテリー上がりの主な原因は以下の通りです。

  • ヘッドライトや室内灯の消し忘れ
  • バッテリーの寿命
  • オルタネーターの不具合

バッテリーの状態は、専用のテスターを使って電圧をチェックします。電圧が12V以下の場合は、バッテリー上がりの可能性が高いです。

また、バッテリー液の量が少ない、ターミナル部に腐食が見られるなどの症状があれば、バッテリー交換が必要かもしれません。

バッテリーは消耗品なので、定期的な点検と早めの交換を心がけることが大切です。パワステ警告灯点灯とエンジン始動不良を防ぐためにも、バッテリーのメンテナンスを怠らないようにしましょう。

キジトラさん

パワステ警告灯とエンジン始動不良、密接に関わってるんだね。オイル漏れ、オルタネーター、バッテリーと、どれも重要なポイントだから、普段から注意深くチェックしておこう!

パワステ警告灯が点灯したらまず確認する3つのこと

パワステ警告灯が点灯してエンジンがかからない時は、どのようなことを確認すればよいのでしょうか。

ここでは、警告灯点灯時にまず行うべきチェックポイントを3つ紹介します。

正しい手順で確認を行えば、パワステ警告灯点灯時の原因究明と対処がスムーズに進みます。

まずは、パワステオイルの量をチェックする方法を見ていきましょう。

パワステオイルの量をチェック

パワステ警告灯が点灯した際は、まずパワステオイルの量をチェックしましょう。

パワステオイルは、パワステポンプとギアボックス内を循環することで、ハンドル操作を滑らかにする働きを担っています。

オイル量が不足すると、警告灯の点灯やポンプ音の増大、ハンドル操作の重さなどの症状が現れます。そのまま走行を続けると、パワステシステム故障の原因となるため注意が必要です。

  • パワステオイルタンクのキャップを開ける
  • オイル量がMIN-MAXの間にあるか確認
  • オイルの色や臭いに異常がないかチェック

オイル量が下限ギリギリまで減っている場合は、早急な補充が必要です。また、オイルが白濁している、焦げ臭いなどの異常があれば、オイル交換を検討しましょう。

パワステオイルの補充や交換は、車種によって手順が異なります。オーナーズマニュアルを確認して、正しい方法で作業を行うことが大切ですね。

次に、パワステ警告灯点灯時のバッテリーチェック方法について解説します。

バッテリーの状態を確認

パワステ警告灯の点灯は、バッテリーの状態不良が原因の場合もあります。

バッテリーの電圧が低下すると、パワステシステムが正常に機能しなくなり、警告灯が点灯します。また、エンジン始動不良にも繋がるため、バッテリーのチェックは欠かせません。

バッテリー点検の手順は以下の通りです。

  • バッテリーの端子部に腐食がないか確認
  • バッテリー液量が適正か点検
  • テスターでバッテリー電圧を測定

バッテリーの電圧が12V以下の場合は、充電または交換が必要です。また、端子部の腐食は接触不良の原因となるため、重曹水などで清掃しましょう。

バッテリー上がりが頻発する場合は、オルタネーターの不具合やバッテリーの寿命の可能性もあります。症状が改善されない時は、専門店での点検をおすすめします。

最後に、オルタネーターベルトの点検ポイントを確認していきます。

オルタネーターベルトの点検

パワステ警告灯が点灯する原因の1つに、オルタネーターベルトの不具合があります。

オルタネーターベルトは、エンジンの動力をオルタネーターに伝達する役割を果たしています。ベルトの張りが弱い、亀裂や摩耗がある場合、オルタネーターが正常に機能しなくなります。

オルタネーターベルトの点検は、以下の手順で行います。

  • ベルトの表面に亀裂や摩耗がないか目視チェック
  • プーリーとベルトの隙間が適正か確認
  • ベルトの張り具合を点検

ベルトにひび割れや摩耗がある場合は、早急な交換が必要です。また、張りが弱い時は、テンショナーの調整で対応します。

オルタネーターベルトは消耗品なので、定期的な点検と交換を心がけましょう。走行距離が10万km以上の車は、特に注意が必要です。

パワステ警告灯が点灯した時は、これらの確認を行うことで、原因の特定と適切な対処が可能になります。普段からメンテナンスを怠らず、異常を感じたら早めの点検を心がけることが大切ですね。

パワステ警告灯点灯によるエンジン始動不良の解決方法

パワステ警告灯が点灯してエンジンがかからない時は、どのように対処すればよいのでしょうか。

ここでは、パワステ警告灯点灯によるエンジン始動不良への具体的な解決方法を解説します。

状況に応じた適切な対処を行えば、パワステ警告灯の消灯とエンジン始動不良の解消が期待できます。

まずは、パワステオイル補充・交換の手順を見ていきましょう。

パワステオイルの補充・交換

パワステオイルが減少している場合は、オイルの補充で警告灯の消灯とエンジン始動不良の解消が見込めます。

オイルの補充手順は以下の通りです。

  • エンジンを停止し、オイルタンクのキャップを開ける
  • MAXラインまでオイルを注入
  • キャップを閉め、オイル量と漏れがないか再確認

パワステオイルは劣化するため、2年または4万km毎の交換が推奨されています。オイルが白濁している、焦げ臭いなどの異常がある場合は、オイル交換で対応しましょう。

なお、オイル漏れが著しい場合は、ホースやシール部の交換が必要です。漏れ箇所の特定と修理は、専門店に依頼するのが賢明です。

オイルの補充・交換後も警告灯が消えない場合は、バッテリーの充電・交換を検討します。

バッテリーの充電・交換

バッテリー上がりが原因の場合は、バッテリーの充電または交換で警告灯の消灯とエンジン始動不良の解消が期待できます。

バッテリーの電圧が12V未満の場合は、カーバッテリー用の充電器で充電します。充電時間は、バッテリーの容量と放電状態によって異なりますが、通常は5〜10時間程度で完了します。

充電後も警告灯が消えない、エンジンがかからない場合は、バッテリーの寿命が考えられます。バッテリーは2〜3年での交換が一般的です。

  • マイナス端子→プラス端子の順でケーブルを外す
  • バッテリー固定ボルトを外し、古いバッテリーを取り出す
  • 新しいバッテリーを固定し、ケーブルを接続

バッテリー交換は、ショートや感電の恐れがあります。手順が不安な方は、専門店に依頼するのが安全です。

バッテリーに問題がない場合は、オルタネーターやベルトの不具合が疑われます。

オルタネーター・ベルトの交換

オルタネーターやベルトの故障は、パワステ警告灯の点灯とエンジン始動不良の原因になります。

オルタネーターの交換は、車種によって手順が異なるため、専門知識が必要です。また、ベルトの交換には、特殊工具の使用が求められます。

そのため、オルタネーターとベルトの故障が疑われる場合は、迷わず専門店での修理をおすすめします。

  • 整備工場で故障診断を受ける
  • オルタネーターまたはベルトの交換を依頼
  • 修理後、警告灯の消灯とエンジン始動を確認

パワステ警告灯の点灯とエンジン始動不良は、オイル漏れ、バッテリー上がり、オルタネーター不良など、複数の原因が考えられます。状況に応じた最善の対処を行うことが、問題の早期解決につながります。

キジトラさん

パワステ警告灯が点灯してエンジンがかからない時は焦らず、オイル量、バッテリー、ベルトなどを確認して、原因を特定することが大切だね。わからない事は無理せず、専門家に相談しよう!日頃からのメンテナンスと異常の早期発見が、トラブル予防の鍵だよ。

まとめ パワステ警告灯点灯でエンジンかからない原因と正しい対処法

今回は、パワーステアリング警告灯が点灯してエンジンがかからない原因と対処法について紹介しました!

この記事のポイント!
  • パワステオイル減少や故障がメイン原因
  • オルタネーターやバッテリーの不具合も
  • パワステ警告灯点灯はエンジン始動に影響

まずはパワステオイル量のチェックを。オイル漏れの兆候があれば修理を。オルタネーターやバッテリーの点検もしましょう。警告灯点灯時は無理にエンジンをかけずに、原因を特定して適切に対処することが肝心です。

キジトラさん

パワステ警告灯点灯でエンジンかからない時の対処法、分かりやすかったね

愛車を大切に扱うために、本記事を参考に警告灯にはすぐ対応してください。

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