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“ERIKOが出会った、世界のLealtaな女性” vol.1  最愛のパートナーを失って、人生のどん底から立ち上がったペルー人女性、マリア・ルイサ・コハツ

-ERIKOが出会った世界の “Lealta” な女性 vol.1- 最愛のパートナーを失って、人生のどん底から立ち上がったペルー人女性、マリア・ルイサ・コハツ

2017年3月3日 • Mind & Heart, Work

モデル・定住旅行家のERIKOです。私が世界各地を旅する中で出会った、自分に正直に忠実に人生を生きている”Lealta“な女性を紹介するコーナー、-ERIKOが出会った世界の “Lealta” な女性-

その第一回目に紹介するのは、ペルー人のマリア・ルイサ・コハツさんです。彼女は4人の子育てをしながら、弁護士としてバリバリ仕事をする魅力的なスーパーウーマン。そんな彼女の隠された魅力に迫ります。

10万人の日系人が暮らすペルー

マリアさんが暮らしているのは、南米ペルーの首都リマ。マチュピチュやナスカの地上絵などのイメージが強いペルーですが、リマは太平洋に面した、“コスタ”と呼ばれる乾燥大地にある大都市。ペルー全人口の3分の1の800万人が暮らしています。なかなかイメージが沸かない方も多いと思いますが、東京に住んでいる私でさえ圧倒されてしまうほどの大都会ぶりなんです。

そんなリマの一等地のレジデンスに住まいを持つ、マリアさん。実は彼女、名前の“コハツ”からも察する通り、日系人の血を引いています。現在ペルーには10万人もの日系人が暮らしており、様々な活動を精力的に行っています。

マリアさんに起こった人生の悲劇

今でこそ、パワフルで幸せに満ちた生活を送っているマリアさんですが、実は十年ほど前に、最愛の旦那さんを病気で亡くしてしまいました。その当時、彼女は専業主婦でした。夫を亡くした彼女は、4人の子供を前にして、これからどのようにして生きていけばいいか、絶望的な状態になったのです。

「子供たちと私だけ取り残され、働きもしてなかった私にこれからどうやって家族を支えていったらいいのか、本当にわからなくなりました。でも、ある程度時間が経った時、いつまでもくよくよしていられないと思い、自分の力で這い上がろうと覚悟を決めました。そして、弁護士の資格を取るため、勉強を始めたんです」

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人に頼らず、自分の足で立つ決断

マリアさんは猛勉強の末、弁護士の資格を取得し、今では子育てと仕事を両立するキャリアウーマンとなったのです。彼女と話していると、苦しみを経験した人が持つ優しさと説得力、そして人生を肯定的に捉えていく積極性に、周囲を明るくしてしまう魅力があります。

もしあなたが、今精神的にも経済的も拠り所にしているパートナーを失ってしまったら、どんな気持ちになるでしょうか。きっと、立ち上がる気力も体力もなくなって、しばらくは何の希望も湧き上がってこない気持ちに襲われてしまうことでしょう。多くの人は、現実を受け止めて、立ち上がるまでに様々な障害や壁にひるんでしまうと思います。

どうしてマリアさんは、どん底から立ち上がれたのか。その理由はなんだったのか。そのキーポイントは“自立”でした。

「自分の決断で良かったと思うことは、誰にも頼らなかったことです。再婚をしたり、親戚などに頼るという方法もあったけれど、私は自分の足で立つと決めたんです。それに挑戦できたことで、自分を信じられるようになった

マリアさんの生き方は、必ず道はどこかにあると信じることの大切さを教えてくれます。内面から醸し出される人間の魅力は、苦労を乗り越え、自分を信じた結果出てくるものなのでしょう。


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