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リラックス、リラックス~力を抜いて~

リラックス、リラックス~力を抜いて~

2014年8月4日 • Health, Mind & Heart

毎日、よく眠れていますか? 最近、ゆっくり歩いていますか? 何もしない時間を楽しめていますか? 意外と難しい「休む」こと。「止まる」ことや「やめる」こと。

仕事でも休みでも、家で1人の時間でも、常に何かをしています。いつも何かを考えて、食べて、しゃべっているという、忙しい私たち。これまで動くスイッチをONにすることはしてきたけれど、自分のOFFのスイッチを入れること、実は上手に出来なくなっているのではないでしょうか。たくさんの情報や仕事に遊び。心も体も騒がしくて不安定なまま、また次の何かをしたり考えたり……。ただただ、日々の生活を走り続けているのではないでしょうか。

そんな自分をほどきにヨガをされる人も多いですね。普段は意識をしない、自分の呼吸と向き合う時間。いつも誰かのために働いている人たちが、自分のためだけに使う時間。深くゆっくりと吐く息で心と体の緊張を取り除いて、疲れやストレスも流していきます。

肩の力を抜いて、こめかみと眉間をゆるめて、奥歯や舌の力、まぶたもふわぁーっとほどいて、自分の力を吐く息とともに、下へ下へと落としていきます。内臓から柔らかく呼吸を繰り返して、体をゆるませて、心もゆるませます。体の緊張がほどけていくと、血液がのびのびと体をめぐって、内臓がイキイキと動きだすのが分かります。血液やリンパ、経絡や気の流れが良くなっていきます。“力を抜く”だけで。

外側の筋肉の緊張をストーンと手放して、内臓が脈打つ感覚や心臓の心地好いリズムに体をぜんぶ預けていき、自分の内側がどんどん解放されていくのが分かるのです。要らないものがすぅーっと抜けていくように、心や体のこわばりもほどけていきます。大地や空気と一体化して、何とも言えない安堵感と癒しのひと時です。

無理して頑張ることをやめて、そのままの自分を感じて、受け入れて、認めてあげる。要らない力を手放すと、必要なものだけが残ります。自分自身を許して、自分に寛大になってあげるのです。そのスペースがニュートラルな自分を作り、それまで感じたことがなかったものに気づけるようになったり、見えなかったものが見えるようになったりして、大きなエネルギーに変わっていきます。

大切なことは、目に見えないことの方が多かったりします。感じる力を育てて、本質を見る目を養いましょう。形ばかりにとらわれることなく、見えないけれど、つながっている感覚に満たされていきます。そんな心のゆとりで、「じぶん」ではなく「あいて」のことが分かるようになったりするのです。

無理をして一生懸命やっても上手くいかない。力が入ってエネルギーがぶつかることもある。自分の心地良さを保てる人は、どんな時でもやわらかく穏やかで静かです。考え過ぎず、抱え過ぎず、手放したり、空っぽにしてみたり。たまには、なんにも考えない。ちょっとの間だけ、ぜんぶ忘れてみる。ヨガはそんな時間です。

自分自身が満たされると、周りに安心を求めることがなくなります。必要以上に何かを得ようとしなくなり、本当に必要なものが引き寄せられてくるためのスペースがちゃんと空けられています。だから、コントロールすることがなくなり、いつも自然体な自分でいられるのです。自分で自分をゆるめてほっとする。「これでいいんだよ」と優しく自分を受け入れます。

ゆっくりいきましょう。自分に正直になったらいい。ほど良いワガママも大切です。人の期待に応えようと頑張るのだけではなくて、自分自身にOKを出してあげる選択をしましょう。

今、出来ることをやったらいいし、無理していることは手放していい。心も体も忙しいよりヒマにしていきましょう。増やす感覚よりも、減らす感覚を磨いていくと、自分の中心をより感じることが出来ます。自分の中の空白を作ってどんどん心も体もシンプルに軽くしていき、静かな安定感にホッとしてみましょう。

リラックス、リラックス……こころ、やわらかく。


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