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愛情表現は人それぞれだから、歩み寄り、譲り合うことを大切に

愛情表現は人それぞれ。だから、歩み寄り、譲り合うことを大切に

2014年7月30日 • Romance, Wedding & Marriage

彼や旦那さまが記念日を忘れていた、電話すると言ってかけてこない、すぐゴミ出しを忘れる(頼んでおいた家事を忘れる)……などの行動で「もしかして私に対する愛情や思いやりが薄れているのかも?」なんて思うこともあるかもしれません。なぜなら、愛情は行動に移さないとなかなか伝わらないものだから。だからこそ、相手の愛情の度合いを、目に見える行動で測るのは当たり前のこと。でもあまり心配したり怒ったりしなくても大丈夫そうです。なぜなら、それは決して愛情がないわけではなく、相手が「うっかりさん」なだけかもしれないから。

相手との間に親密さが生まれ、愛情が深まると、多くの人が特別な記念日を計画したり、相手に喜んでもらおうと率先して家事などを手伝ったりするのも事実。でも決して全員が全員、うまくそのような行動に移せるというわけではないということが、カナダの大学で行われた研究で分かりました。 1

この研究で判明したのは、例えば、何の記念日でもない時に突然花を贈ったり、ご馳走を作ったり、マッサージをするなど、決して計画したわけではなく、「思い立ったら即行動」のような愛情表現にも気を配ってあげることが大事だということ。なぜなら、衝動的ではなく前もって計画を立ててしなくてはいけない愛情表現は、なかなか実行できない人も多いから。例えば、

「来週奥さんの誕生日だからプレゼントを買わないと!」
「出張先から彼女に電話しないと!」
「明後日燃えないゴミの日って言ってたから忘れず出さないと!」

などと計画を立てた男性がいたとします。でもそう思った時と実際実行に移さなくてはいけない時の間にタイムラグが発生することで、忘れてしまう人が多いのだそう。だからと言って、この「うっかり」と相手に対する愛情の度合いはほとんど関係ないのだとか。だから大切なのは、それをネガティブなものとして瞬時に決めつけてしまうことなく、時に相手を大らかに受け入れるような姿勢を持ち、同時に相手が見せてくれる小さな愛、衝動的な愛を見過ごさないということ。忘れてしまうのは意図的ではないし、愛情表現は人それぞれ、時の流れと共にその形が変わるということも理解することが大切です。

常に相手からの愛情を感じている人は、長期で見るとより相手に対する思いやりが増すそうです。だからもし「私のことを愛してくれているなら、大切なことを覚えてくれているはず!」という考えに捉われていたとしたら、まずはどんなに小さなことでも衝動的でも相手が表現してくれる愛情を汲み取って、心からの「ありがとう」「嬉しい」を日々伝えるところからはじめていきたいですね。同時に「うっかりさん」は、スマホやパソコンなどのカレンダー機能を上手に使い、できるだけうっかりを減らせるような努力をすることも必要かもしれません。

本音を言い合いながらもお互いに歩み寄り、譲り合う、その心こそ、関係を円満にしてくれる秘訣なのかもしれません。

脚注:

  1. Lara K. Kammratha & Johanna Peetz、”The limits of love: Predicting immediate versus sustained caring behaviors in close relationships”、Journal of Experimental Social Psychology、Volume 47, Issue 2, March 2011, Pages 411–417

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