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”アーユルヴェーダ”で春に起こる身体の不調を解放する

2014年5月12日 • Health

インドで約5000年も前から伝わる伝統医学のアーユルヴェーダは治療だけではなく、予防や健康増進を目的としています。アーユルヴェーダの考え方の基本は、“自然のリズムに合わせて生活をし、体の本来持っている力を引き出しましょう”というシンプルなもの。

人間の身体は自然の一部であり、自然と同じ「空・風・火・水・地」から成り立っています。この5元素の組み合わせからヴァータ(空・風)、ピッタ(火・水)、カパ(水・地)という3つのドーシャ(病素、増えやすいもの)に性質を分けて考えていきます。身体や気持ちの変化に自分自身が気づいてあげること、そして我慢をせずに流して排出してあげることで、“ためこまない自分”を作りましょう。

アーユルヴェーダでは春(4月~6月中旬)は「カパ」(水・地)の季節です。

たとえば、「疲れ」には様々な原因があります。睡眠不足や不規則な生活での体内リズムの乱れや、内臓及び筋肉の疲労、心身的なストレスも影響します。体や心が重たくてだるい、心が執着しやすい、うつ傾向、眠気やむくみ、食欲が止まらないなどの状態は、体内の重い水と地の性質「カパ」が増えすぎたことで起こると考えられています。また、消化の火が低下して体内に未消化物が蓄積しても、体が重くてだるいといった症状が出るため、毒素を排出して浄化することが大切です。

そして、カパの不調は肥満や呼吸器系の疾患として出やすく、免疫力の低下やホルモンバランスが崩れ、胸腔や首から上の鼻、粘膜、アレルギーとして出やすいのです。花粉症は春に症状が出る前の冬の間に、カパが溜まるような生活をしてきた結果、雪が解けるように病素が流れ出てくるためと考えられ、冬の過ごし方から注意が必要です。甘いもの、油っこくて高カロリーの食べ物は冬の間から控えるようにします。

「カパ」を鎮静させるためには、朝に白湯を1杯飲んで内臓を温めて体内から浄化をすること。そして、熱めのお風呂に入って体を目覚めさせ、眠っている間に作られた老廃物を排出させてあげましょう。寝過ぎないことも大切なので、朝から活発に行動します。2度寝や長すぎる昼寝もカパを増やしますので注意します。

また、食べ過ぎも「カパ」を増やします。症状がひどい時は、腹八分目を守り、1日2食にするなど食事の量を少なめにしましょう。また、普段から食事のメインをお昼にして、夕食は軽めに、揚げ物や肉、乳製品、甘いものは控え、消化力を上げるブラックペッパーやしょうが、カルダモン、クローブで未消化物を浄化しましょう。カパを鎮静させる辛味(ショウガ、山椒、シナモン、ターメリック、唐辛子などのスパイス類)や渋味(ハーブや青菜類)を意識して摂ることをおすすめします。その季節の旬の食べ物を摂ることも大切なので、苦味のある山菜類も効果的です。

自分の呼吸を意識したリラックスできるヨガもおすすめです。足首やひざ裏や鎖骨周辺などのリンパ節を刺激するヨガやマッサージで体を浄化します。リラックスタイムにはベルガモット、ユーカリ、グレープフルーツなどのアロマオイルを選んでみてください。

ぜひアーユルヴェーダの知識を身につけ実践し、生まれながらに持つあなた本来の力に気づいて、イキイキ、きらきらした毎日を送ってくださいね。


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