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スローに五感で過ごす旅から気づく、人生を深く楽しくする方法

スローに五感で過ごす旅から気づく、人生を深く楽しくする方法

2016年2月16日 • Mind & Heart, Travel

旅行するスタイルは様々あると思いますが、大きくわけて二つのタイプに分かれます。一つはアクティブに、もう一つはスローに。旅の目的や行先、行く相手によって選択する時もあれば、アクティブな日とスローな日が共存する旅もあることでしょう。好みは人それぞれだと思いますが、個人的には、自然豊かにある場所で過ごすスローな旅が大好きです。「何もしない贅沢」を、五感を使って楽しむのです。20代前半まではアクティブに、動き続けていないと危機感を感じるようなタイプでしたが年を重ねるにつれ、スローな旅に魅了されています。

「五感を使って」というと特別なことのように聞こえるかもしれませんが、決してそうではありません。その土地の恵みを食べ、空や景色を見て楽しむ。鳥や虫の音を楽しむこともあれば、現地の人との会話を楽しむことも含みます。また、地域が育む空気を感じ取ったり、手に触れて何かを作ってみることだってあることでしょう。

先日も冬の沖縄へ行ってきました。年間通して南国のイメージがする沖縄ですが、冬ともなると気温も下がり20度を切ります。冬の時期、海へ入ることはできませんが、逆にゆっくりと静かで美しい海の浜辺で過ごしたり、街歩きをしたりすることができました。

宿泊先は五感が活性化されるような場所を意識して、今回は沖縄本島から橋で繋がる島の小さい宿を選択。サトウキビ畑が大きく育つ小さな島。宿での楽しみは地元で獲れる野菜を使った食事はもちろん「自然の中にいる」というとてもシンプルなことでした。海を望める屋上で朝陽や夕陽を見た絶景と星の美しさに、心が洗われるかのような感動をしました。夜、遠くで牛の鳴き声だけが聞こえてくる、東京では味わえない不思議さを感じたり、昼に外を歩けば東京では目にすることのない、沖縄式の墓石ですら観察の的になります。

こうしたスローな旅の良い面は、自分と向き合え、旅先とも向き合えること。ゆっくり過ごすことは五感を活かし、自然と多くの場面で観察する時間が増えることにもつながります。

宿泊先のスタッフや現地の人と会話をすれば、オススメの場所や食べ物など、ヒト・コト・モノを教えてもらうことができます。今回の旅でも、宿泊先のオーナーとの会話から、シークレットビーチと呼ばれている地元の人しか知らないビーチにも行くことができました。街中をゆっくり歩けば、普段気づかないであろう街中の花や植物をはじめ、現地ならでは装飾やデザインの存在にだって気づくことでしょう。ガイドに載っていないようなお気に入りの店を発見できるかもしれません。夜空を見上げれば、普段見えない星や星座、流れ星も沢山見えるかもしれません。もし、いつもと同じ月、星座だったとしても、違う土地での風景、想い出として新たに心に刻まれることでしょう。

スローに五感を活かす旅は私たちへ、人や動植物とのふれ合いを通し、今まで以上に旅行の楽しさや自分と向き合う時間、そして多くの気づきを与えてくれます。今までの自分に新しい視点・エッセンスを取り入れて、人生がより深く楽しくなるのではないでしょうか。


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