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タランティーノ監督に学ぶ、失敗を前向きに捉える姿勢

タランティーノ監督に学ぶ、失敗を前向きに捉える姿勢

2013年5月27日 • Mind & Heart, Movies & TV, Work

ユニクロを運営する株式会社ファーストリテイリングの会長兼社長である柳井さんの著書、『一勝九敗』で印象的だったのが、数多くの失敗経験に基づいた、「成功の中に失敗の芽があり、失敗の中に成功の芽がある」「安定を求めたら、成長はない」というメッセージ。

不況の中でも成長を続けてきたユニクロでさえ、「一勝九敗」という本のタイトル通り数々の失敗をしてきたそうですが、それを次に生かす努力を繰り返し、成功してもおごることなく努力を続けてきたという話を聞くと、勇気づけられますし、学ぶことも多くあります。

それでも失敗にくじけることなくその原因を分析して次に生かすというのは、失敗することでやる気がそがれてしまったり、ネガティブな感情が沸き起こってしまったりして、実行するのはなかなか大変なこと。

でも失敗を前向きに捉えられるヒントが、クエンティン・タランティーノ監督の仕事に対する姿勢にありました。

彼らしさがあらゆるところに散りばめられた骨太の西部劇映画、『ジャンゴ 繋がれざる者』で主演を務めたジェイミー・フォックスが、以前インタビューで、このような話をしていました。

(NGカットを出す時)クエンティンはこう言うんだ。「みんな、今のはよかった!ここでやめてもいいけどもう一回いこう!なぜか分かるかい?『なぜなら俺たちは映画を撮るのが大好きだからさ!』」彼のチームは俺たちが疲れてくると、こうやって盛り上げてくれるんだ。
Quentin had a thing where he’d say, ‘Guys, we got that take. We could stop. But we’re going to do another one. You know why?’ And they’d go, ‘Because we love making movies!’ Whenever we’d get tired, they’d do that.

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映画の撮影現場では、俳優さんが台詞を間違えてしまったり、演技が監督の意図するところと違ったり、カメラのアングルを変えた方がよかったり・・・と色々な理由でやり直しが必要となることが多々あるのではと想像します。でも「カット!もう一度!」の声で皆がネガティブになってしまいそうなところで、こんな風にポジティブな声をかけられたら、現場の士気が一気に高まりそうですよね。

これは監督と彼のチームの得意技らしく、ブラッド・ピット主演の『イングロリアス・バスターズ』でも同じように現場を盛り上げていました。

こんな風に仕事への愛が溢れていて、ネガティブになることなく仕事が好きだから頑張ろう!と言い切れて、皆のやる気を上手に引き出す彼らがとても素敵に見えました。

これは仕事だけでなく、日常生活にも応用できる考え方だと思います。例えば失恋してしまった時に、辛い気持ちを味わうことは避けては通れませんが、「恋することが好きだからまた頑張ろう!」と自分磨きの時間を大切にしてみるなど、「好きだから頑張る!」と気持ちを切り替えて、その気持ちを自分の生き方に反映しながら次に生かしていきたいですね。


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