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七色の丘に囲まれた、南米一メルヘンな村

七色の丘に囲まれた、南米一メルヘンな村

2015年12月1日 • Travel

南米アルゼンチン北部、ボリビアとチリに国境を接するフフイ州。ここには別名南米のグランドキャニオンとも言われる、世界遺産の自然文化複合遺産に指定されたウマワカ渓谷があります。この地域では、昔から先住民族の末裔たちに引き継がれた独自の文化、音楽、習慣が引き継がれてきました。アルゼンチン=白人社会というイメージが180℃変わるほど、北部は他とは違った雰囲気があります。

フフイ州の州都サン・サルバドール・デ・フフイから、65km離れたところに“プルママルカPurmamarca”という可愛らしい名前の小さな村があります。ここにはあるものを見るために、多くの人々がやってきます。アドベと呼ばれる土で作られた、素朴な雰囲気の家々が立ち並ぶ村の周辺には、色とりどりの丘が取り巻いています。ここは、Cerro de siete colores(七色の丘)が見えると言われる場所。実際には七色以上にも見えますが、パステルカラーに染まる丘はなんともメルヘンです。この現象は、様々な鉱物が地表に出て酸化したためと言われているのですが、一方で村にはこんな言い伝えも残っています。

“プルママルカ村ができるずっと前、この周辺の丘は色を持っていなかった。周辺に住んでいた子供たちは、他の場所と変わらない丘の風景に退屈して、大人たちにもっと丘を素敵にしてほしいと頼んだ。だが、大人たちは、子供たちもいずれはこの景色に慣れて、何も言わなくなるだろうとほっといた。しかし、それでも諦めきれない子供たちは、そこらじゅうから色を集めて、毎晩丘へ登って色を塗りだした。丘へ登り始めた7日目の夜、大人たちが目を覚ますと、村中の子供たちがいないことに気づき、急いで村の近くの教会に上がって丘を見渡した。するとそこには、七色に塗られた丘と喜ぶ子供たちに姿があった。その日から、プルママルカ村では、年に一度「七色の丘の日」を祝い、丘が村を見守っていると言われている”

七色の丘に囲まれた、南米一メルヘンな村

この周囲は、色のついた丘がたくさん存在するのですが、プルママルカ村から見える丘はまるで人が塗ったように美しく、ここでなければ見られません。この景色を見ると、伝説も真実であるような気持ちになります。この村までのアクセスは、近隣の村から毎日バスが出ており、簡単に訪れることができます。村には整備されたトレッキングコースもあり、カラフルな丘の間を歩くことができる異空間の散歩体験も楽しむことができますよ。

  • プルママルカの位置

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