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純粋な思いやり~あなたは誰かの大切な人~

純粋な思いやり~あなたは誰かの大切な人~

2014年5月26日 • Love & Relationship, Mind & Heart

私が尊敬する上司は、「チームの成果が良かった時はみんなのおかげ。悪かった時は俺のせい。」とおっしゃっていました。また、ある上司は新入社員に向けて、「社会人になってからずいぶん経つけれど、仕事が出来る、出来ないということ以上に、どれだけ人に優しく出来るか、周りの人に支えてもらっているかが大切なのだよ」とお話されていました。その時の言葉は、きっと、新入社員よりも私の心に響いたのではないかと思っています。

これまであなたが達成してきたことや、乗り越えてきた大きな壁は、必ずしも自分1人の力だけではなかったのではないでしょうか。自分を信じて力をくれた周囲の人や環境が少なからずあったのではないでしょうか。誰にでも、生きていく中でどしゃ降りの雨にさらされた時に、傘を差しだしてくれた人がいると思います。自分を助けてくれた人のこと、何人思い浮かびますか? その時の出来事、どれだけ思い出せますか? そして、あなたも誰かが必要とするときに、すっと傘を差しだしてきたのではないでしょうか。共に喜び、共に悲しみ、共にエールを送り合う関係はそうやって過ごしてきた積み重ねです。

そのような、人への思いやりや愛情、優しさはお腹をいっぱいにはしてくれませんが、心を豊かにしてくれます。高価な洋服よりも素敵な笑顔を作り出してくれます。あたたかくて癒されて満たされます。

自分に向けられる優しさに感謝を、そして自分から向ける思いやりに見返りを求めず、“愛情を注ぐこと”自体に喜びを感じることが出来たのなら、それこそが外側からではなく自分の内側から心を満たしていくことが出来るのです。

自分と同じだけ返して欲しい思う時、自分が望む利益のためだけに行動を起こした時、不必要な感情を生み出します。そして、そこから不調和が広がっていくのです。もし不満や苛立ちを感じたら、考えてみましょう。あなたが絶対に正しいと思う論拠は何でしょうか? それは絶対なのでしょうか? あなたはいつも期待に応えられているのでしょうか? すべての人々の“期待”を知っているのでしょうか?

相手には相手の都合や考えがあると知り、相手の気持ちをくみ取ってあげることが“思いやり”です。「そんな時もあるよね」「あなたが元気で笑顔ならオールオッケー」そんな優しさで受け入れ、手放しましょう。心を開放してあげましょう。自由は自分の心が生み出すものです。

困っていたら手を差し伸べたらいい。でも、時には見守ってあげることが必要かもしれません。大きな優しさで相手のためを思った話し合いをしましょう。

イギリスの歴史学者アーノルド・トインビー博士は、「真の愛とは、人々の為に、そして自我を超えた目的の為に注ぎ込まれる感情である」と言っています。否定や対立は心や表情、姿勢、健康をむしばんでいきます。相手の幸せを願う心から生まれる言葉や行動は自分を内側から輝かせ、それが人の心を動かしていくのではないでしょうか。

気が付けば、心が動く、つまり“感動”は、日々、いたるところにあるのかもしれませんね。

あなたが誰かを大切に思い、またあなた以外の他の誰かもその人を大切に思っていて、そしてあなた自身もたくさんの人に大切に思われていることに喜びを感じましょう。

そんなことに気づけたら、見た目や雰囲気に表れるかもしれません。あたたかいまなざし、曇りのない表情、口調が柔らかい、語尾が優しい……幸せオーラが満開ですね。そんなハッピーなあなたを見て、あなたを大切に思う人たちが幸せを感じるのです。


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