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自分に自信がない? そんな時はまず2分、”力強いポーズ”を試してみよう!

自分に自信がない? そんな時はまず2分、”力強いポーズ”を試してみよう!

2014年9月4日 • Mind & Heart, Work

大事なプレゼンテーションや面接の直前に、緊張して本来の力が出せなかった……なんて経験をしたことがある人は、私だけではないはず。でもそのせいでせっかくのチャンスを逃してしまったらもったいないですよね。そこでオススメなのが、普段のポーズを変えて、自分にパワーを与えてあげること!

ハーバード大学とコロンビア大学が共同で行った研究によると、力強さの象徴のような、胸を張って自分を大きく見せるポーズを2分間行っただけで体に変化が起き、それが気持ちや行動にも影響することが分かったそう。

1分間、“High-power poses”(力強いポーズ)と呼ばれる、デスクの上に足を置いて腕を頭の後ろで組む「偉そうな」ポーズを、その後さらに1分間、腕を広げて机に寄りかかる「威圧感のある」ポーズを試してみると、「テストステロン」と呼ばれる支配性とストレス耐性の高いホルモンの分泌量が急増し、「コルチゾール」と呼ばれるストレスに敏感になるホルモンの分泌量が減少しました。このポーズを試した被験者は、力強さや大船に乗ったような気分を味わったそう。

逆に1分間、“Low-power poses”(力のないポーズ)と呼ばれる、両手をギュッと握り締めて座るポーズを、その後さらに1分間、腕と足を組んだまま立つポーズを試してみると、リスク回避傾向で、弱気になってしまったそう。(これらのポーズはこちらで見ることができます。上段が力強いポーズ、下段が力のないポーズの一例です)

ポーズには、体や気持ち、行動の変化だけでなく、他人の自分に対する見方を変える力もある様子。さらなる実験で、力のないポーズでスピーチを行った被験者のものより、力強いポーズでスピーチを行った被験者の評価の方が高いという結果になったからです。確かに大きなボディランゲージで堂々としゃべる人の方がずっと印象がいいですよね。

ちなみに力強いポーズを2分間取るだけで、その効果は17分持続するとのこと。ということは、もし30分程度のプレゼンや面接があったとしたら、トイレの中などで4分ほどポーズを取ってみると、自信と勇気がフツフツと湧いてくるかもしれません。誰にも見られない場所でこっそりできるなら、試す価値アリ! ですよね。 1

そう言えば、日本でもファンの多い、ニューヨークに住む男女6人の生活を描いたコメディ『フレンズ』でブルース・ウィルスがゲスト出演した時、レイチェルとのお泊りデートで気合を入れるシーンがありましたが、あれがまさに力強いポーズでした!

最後に、前述の研究を行った社会心理学者のエイミー・カディ博士のスピーチをぜひご覧ください。研究の総括となっている内容が非常に参考になるだけでなく、博士が自身の経験を元に残す最後の“Fake it until you become it!”(フリを本物にするのよ!)というメッセージがきっと心に響くはずです。


©ted.com

脚注:

  1. Dana R. Carney, Amy J.C. Cuddy , and Andy J. Yap、”Power Posing: Brief Nonverbal  Displays Affect Neuroendocrine  Levels and Risk Tolerance“、Psychological Science 21(10) 1363–1368

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