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風と氷河の大地、パタゴニアを歩く

風と氷河の大地、パタゴニアを歩く

2015年11月18日 • Travel

チリとアルゼンチンに跨る広大な土地、人を黙らせてしまう強風、闇を覆い尽くす星空。旅好きが憧れるパタゴニアの土地に、どこからも離れた場所にぽつんとできた集落があります。

エル・チャルテン村は、アルゼンチン国内でも若い歴史の村のひとつで、41人という極小の住民数からスタートしました。環境汚染が少なく、大自然の美しさをこれほどまでに保っているのは、周辺に人の生活環境がないからでしょう。この村は、パタゴニアを代表する、Cerro Torre(セロ・トッレ)やEl Chalten(エル・チャルテン)※チリでの呼び方はFitz Roy(フィッツ・ロイ)にアクセスできる、トレッキングスポットです。

風と氷河の大地、パタゴニアを歩く

El Chaltenとは、テウェルチェ族の言葉で、“煙の出る山”と意味を持ちます。その名の通り、山の天候が変わりやすく、雲に覆われてなかなかその絶景を見せてくれることは稀です。

パタゴニアのトレッキングの特徴は、標高の低いところを歩くため、様々な植生に出会うことができるということと、氷河を近くで観察できることでしょう。パタゴニアの氷河の規模は、南極、グリーンランドに次ぐと言われているほどで、南パタゴニア氷原から連なるそれは、50以上の数を誇ります。

パタゴニアの代名詞とも言えるのは風。ときに最大風速が60m/sという、人を吹き飛ばしてしまうほどの強風が吹くことも珍しくありません。この風がパタゴニアの土地の独特な地形を形成してきました。砂漠が広がり、極度に乾燥する地域。快適に過ごせる土地とは言い難いですが、その環境が言葉で表現しようもない景色の美しさを作り出しています。

空模様によって変わる湖の色、自ら歩みを重ねることで壮大なスケールの風景の変化を全身で感じることができます。それは、いつまで見ていてもあきることがありません。

トレッキングのピークシーズンは、春の10月中旬ごろから3月ごろまで。最低でも2〜3日滞在して、様々のトレッキングルートを歩いてみるのがオススメです。また、エル・チャルテン村にはたくさんのレストランがあります。この地域で有名なラム肉は絶品です。

風と氷河の大地、パタゴニアを歩く

トレッキングの後に、素晴らしい景色をみながらの食事は至福の時間です。


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