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yoga

心を開放して、優しく見つめてみること

2014年4月28日 • Mind & Heart

日々、心の状態は違います。仕事や家庭、人間関係や日常の目に映る景色や出来事も人によってとらえ方が違います。どれが良いとか悪いとかではなく、それは個性なのです。だからこそ、考えの違う人間関係から多くのことを学び人は成長していくのですから。出会った人、育ってきた環境、様々なことを経験して“心のクセ”が出来上がります。

ヨガの教えでは“献身”を大切にします。自分が行う行為そのものに集中をして、結果や見返りは期待をしません。“神のみぞ知る”と言うように、練習や行為を捧げることで必然的に徳か不徳かの結果が与えられるという考え方です。普段の生活においても喜びや悲しみという感情は味わいますが、気持ちよく手放すことで、その後の執着やとらわれがありません。

そうすると、いろんな事を温かく見ることが出来る心が育まれます。自分に起こる嬉しいこと、楽しいこと、辛いこと、悲しいことをそっと優しく見つめてみる。感情に振りまわされずに落ち着いて受け止め、利己的にならず全体を見ることが出来ると、感情をぶつけたり我慢したり膨らんだりすることがありません。最適な思考や言葉で感情を解放してあげることが出来るのです。

一見、自分にとって不都合なことや損と思えること、恥を感じることも少し遠くから見てみると、全体としての調和がはかれることであったり、相手の幸せにつながることだったりすることもあるのです。そして、今は不調和やデメリットを感じても、やがて「あの時のあれは、今こうなるための必要な出来事だったんだなぁ」と全てに納得する時が来たりします。あせらない、急がない、目先の不利益にジタバタしないこと。全ては自分にとってベストな時にベストな状態でやって来るのだと分かります。

生きていればそのような体験を誰もがしてきたのではないでしょうか。だから、とらわれず、しばられず、かたよらず、大きく受け止めましょう。心を開放して心地いい呼吸を続けよう。

自分が好調な時や楽しい、嬉しい時に一緒に分かち合える人は大切です。さらに、自分がピンチや困難な時にこそ、我を忘れてでも一生懸命に自分のために支えてくれた人たちこそ、あなたにとって本当に感謝する人だと分かる時でもあります。また、トラブルや失敗や苦難の出来事は、その後に起こる成功や成長や輝きのための序章、“自分”という物語の途中です。

たくさんの汗や涙や苦しみがあったからこそ、その後のあなたの言葉や笑顔は見せかけではない本物になっていきます。オセロのように、黒が続くように思えても最後に白になれば、それまでの黒も白に全て変わるのです。だから、良いことばかりじゃないこの毎日は、いつか「かけがえのない経験」になると信じ、自分自身の人生を鼻歌でも歌いながらルンルン歩いていきましょう。

それに、人生は黒と白ばかりじゃない。グレーもある。むしろグレーが最も多いのかもしれません。そのグレーを受け止め、楽しめる人が白になっていくのではないでしょうか。苦しんだり悩んだり喜んだり感謝したりして、平坦ではない・キレイではないから良い。その方が美しい。最後までくさらず乗り越えた人が良い顔をしているのかもしれませんね。


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