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ナマステ…両手を胸の前で合わせて拝む

ナマステ……両手を胸の前で合わせて拝む

2013年10月9日 • Health, Mind & Heart

「ナマステ」とはサンスクリット語。インドやネパールで交わされる挨拶の言葉です。

ナマス(namas)+テ(te):「ナマス」は“敬礼、服従する”という意味で仏教では“帰依”という意味になり、漢訳仏典では“南無”と音写されます。そして「テ」は“あなたに”を意味します。この挨拶をするときは合掌をし、多くの場合は軽くお辞儀をします。 1

「ナマステ」は、Hello、おはよう、こんにちは、こんばんは、さようならといった挨拶として用いられ、インドでは「ナマスカール」と言われることが多いです。胸の前で手を合わせたとき、なぜか心が静かに安らいで安定した気持ちを経験した人も多いことでしょう。

ナマステの意味から考えると「あなたの中にある世界(神)に礼拝します」という精神から、大自然や生きとし生けるもの、相手や自分の中に存在する神のようなものに対して祈り・拝み・感謝をする気持ちが胸の前の合掌に宿るのではないでしょうか。お釈迦様が悟りを開いた過程にヨガの修行があったというように、「南無」は「ナマス」が所以だそうです。ここでも、日本の禅とヨガの深いつながりが感じられます。

Panasonic創業者の松下幸之助氏は、

「感謝の心が高まれば高まるほど それに比例して幸福感が高まっていく」

「100人までは命令で動くかもしれないが1000人になれば頼みます
10000人にもなれば拝む心がなければ人は動かない」

相手を敬う気持ちがあるからこその言葉を残しています。 2

ヨガを続けている人は誰もが皆、感じていること……最後に目を閉じて静かに胸の前で合掌をし、ナマステでヨガを終えた時にはいつも、マインドの状態とエネルギーの方向が“平和でありますように”という感覚になります。心と体の均衡が取れたというヨガの効果です。

「Om Shantih Shantih Shantih  オーム シャンティ シャンティ シャンティヒ」

すべての生きとし生けるものに平安がありますように…… 3

 

脚注:

  1. Wikipedia
  2. 「松下幸之助 日々のことば 生きる知恵・仕事のヒント」、PHP研究所
  3. シャンティとはサンスクリット語で「平安、調和、静寂」、3回唱えるのは①大自然②相手やこの世に生きるすべてのもの③自分自身に対しての平安を祈るため

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