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お気に入りの靴は私に元気をくれる

お気に入りの靴は私を元気にしてくれる

2017年3月8日 • Fashion, Mind & Heart

“靴は歩くための道具ではない”、そう感じる今日この頃です。

大学生になった時、足元がリーガルのローファーからセレクトショップで購入した7センチヒールサンダルに変わりました。慣れないヒールで歩くことの違和感に、膝をカクカクさせ懸命に歩いたものです。以来少しずつヒールの高さに慣れ、太さも細くなり、いつしか10センチのピンヒールが私の定番になっていました。沢山歩く日は歩きやすい靴を持ち歩き、人通りの少ないところで活用したものです。こだわりがあった……わけではないのですが、それが私のライフスタイルでした。

しかし、妊娠を機にそうはいかなくなりました。“ヒールを履いた妊婦ってかっこいい!”なんて思っていましたが、普通に歩くことは出来ても、新しい命を守ることを考えるとライフスタイルを変えざるを得ません。転んだり、押されたり、階段から落ちたり、幸いにもそのようなことはありませんでしたが、そうした時高いヒールでは反応できないからです。無事に生まれてからも、どんなに子供が軽くても守ることのできない足元にはしてはならないと、ヒールに戻るどころか靴のフラット化は加速しました。

視線が10センチ低くなった違和感もすぐに日常となり、とにかく高さがなく自分に似合う靴を探し、色々と買い揃えました。すっきりしたフォルムがモダンな雰囲気を作るNIKEのスニーカーやポインテッドトゥのフラットシューズなど。

歩きやすいこと、似合うデザインであること、それが全てです。似合うデザインの靴はスタイルをベターに見せてくれるので重要です。例えばバレーシューズ、誰もが一度は履いてみたい可愛い靴です。可愛らしい人が履くと可愛さが増しますが、カッコいい雰囲気の人にはイメージが合わなかったり、背の高い人には素材感が軽くフォルムがコンパクトなので足だけ小さく見えてしまうことがあります。可愛らしい靴が得意でない人は前出のポインテッドトゥやドライビングシューズ、ローファーなどお勧めです。

さて、子供が自分の足で歩くようになったものの、依然追いかけたり抱き上げたりするのでフラットシューズは活躍しています。半面、自分の時間が増えてきたので思い切ってピンヒールを履いてみました。2年半のブランクは大きく、その歩きづらさに驚き、すぐに歩きやすいものへ履き替えました。“もう低くて歩きやすい靴しか履けない”そんな言葉をよく耳にしますが、納得です。

でも、どうしてもヒールが欲しくなり、7センチの太いヒールのショートブーツを購入しました。久しぶりに見る、視線が7センチ高くなった景色。すっと伸びる背筋。足長効果で多少良くなったスタイルを鏡で確認。鏡で靴を履いた全身姿を見るはいつぶりだろう? 高まる気持ち。

“靴は歩くための道具ではない”そう思いました。似合う靴は選んできたつもり、スタイルはよくは見えていたはず、でも高いヒールを履いている姿を知っているから心は満たされきってはいなかった。

“お気に入りの靴はあなたを素敵な場所へ連れて行ってくれる”と言います。私のように高いヒールが好きな人もいますし、フラットシューズをかっこよく、可愛く履きこなす人もいます。その人その人、似合う靴、スタイルをよく見せてくれる靴は千差万別。でも、大切なことは”心の満ちる靴を選ぶこと“です。心の満ちる靴は、あなたの女性としてのモチベーションを高め、心地よい暮らしへと導いてくれるはずです。


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