夏を待たずに、今すぐ飛んで行きたい沖縄の島
毎年春先から夏のシーズンにかけて沖縄の島々を訪ねるのが習慣になっています。本土でそろそろ春の気配が感じられてくると、なんだかそわそわ。この時期、沖縄はもう完璧に春。海開きもすぐそこです。日増しに暖かくなる太陽の日差しに誘われるよう、今年は沖縄のどの島に行こうかななんてことを考え出すのです。
なんとなくですが、今年は宮古島というイメージがすでに頭の中に浮かんでいます。沖縄の中で一番好きな島として宮古島をあげる人も多く、もちろん私も今まで何度も訪ねたことがある島です。
なぜだかわかりませんが、私にとっての宮古島はいつも風がとても柔らかな印象で、毎回、宮古島の空港に降り立つたび、頰をなでる風の柔らかさになんだか泣きたいような幸せな気持ちになるのです。
煌めくブルーのグラデーションを追いかけて
そんな宮古島のことを思うとき、一番に思い浮かぶのがなんといってもあの煌めく海の美しさ。驚くほどの透明度は、宮古島がサンゴの隆起でできた島で川がないためですが、島の南と北、西と東でまったく異なる海の色が広がるのが魅力です。
毎回、レンタカーを走らせてぐるりと島を一周。あっちのビーチ、こっちのビーチにじゃぶんと飛び込み、魚を追いかけ、崖の上から見下ろす青い水平線やサンゴの海が描く鮮やかなグラデーションをボーッと眺めるのがたまらなく楽しいのです。
お気に入りは、どことなくオアフのビーチっぽい雰囲気漂う砂山ビーチと、ダイナミックな断崖絶壁から眺めるブルーがハワイ島を思わせるムイガー断崖。島全体がハワイに似ているというわけではありませんが、ハワイを思わせる風景が点在するのが不思議です。
真っ青な空と、真っ赤なハイビスカスの花々、鮮やかな黄色い花を咲かせるアラマンダ、そしてエメラルドグリーン、コバルトブルー、ウルトラマリンブルー……とブルーのグラデーションを描く海の風景。
梅雨開けを待たず、初夏の宮古島を訪ねてみたくなりました。
Photo:Mayu Kobayashi
- 宮古島の位置
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