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はじめてでもただいま!と言いたくなる、竹富島のかき氷やさん

はじめてでもただいま!と言いたくなる、竹富島のかき氷やさん

2016年8月16日 • Food & Drinks, Travel

子どものころは、夏休みの間にそれこそ何度も何度も食べていたかき氷ですが、今では滅多に口にすることもなく、かき氷を食べること自体がとってもスペシャルな一夏のイベントのように思えなくもありません。

そんなかき氷も沖縄では日常の中でごくごくありふれた存在のおやつで、島のかき氷やさんは、子どもはもちろんのこと休憩に立ち寄る人々の姿で賑わいます。

始めはふわふわ、その後シャリシャリ。魔法のかき氷

沖縄のあの真夏の陽射しの下では、冷たい氷が欲しくなるのも当たり前。私たち旅行者にとっても、海遊びや観光のあいまのひとやすみに日陰に腰掛け、キーンと冷えたかき氷をいただくのは至福のひとときです。

雑誌に紹介されるようなおしゃれで美味しいかき氷やさんもいいのですが、なぜか毎年真夏の暑い時期になると思い出すのが、竹富島の「パーラーぱいぬ島」のかき氷のこと。というのも、ここのかき氷はひとつで二つの異なる食感が楽しめる魔法のかき氷だから。

はじめてでもただいま!と言いたくなる、竹富島のかき氷やさん

涼しげなお皿に盛られた氷の山の上のほうは、まるで降り積もったばかりの雪のようなふわふわとした食感で、そのふわふわの氷をかきわけて下へいくほどシャリシャリの食感へと変わっていくのです。

どんどん溶けていく氷のスピードに負けないよう、氷の山にスプーンをさし続け、冷たくて甘い氷が舌の上ですっと溶けていくのを楽しむ時間は、単なるおやつの時間と呼ぶにはもったいないほどの充実感が味わえるのではないでしょうか。

でてきたときはこんもりと盛られた大きなかき氷の姿にこんなに食べきれるかな? とちょっと不安を覚えますが、心配ご無用。気がついたらぺろりと完食しています。一皿食べ終わるころには、暑さで参っていたのも嘘のように汗がひき、すっかり涼やかな気分に。

ずらりとフレーバー別に色とりどりのかき氷の写真が並ぶオーダーカウンターや、お店のおばさんの気取りのない笑顔、開放感あふれる中庭に無造作に並べらえたテーブルなど、どこにでもあるような島のパーラーの風景がなんとも心地よく、そのすべてが合わさってしっくりと集落の空気に馴染んでいる感じが味わい深くていいお店だな、と思うのです。

なんとなくいつも「ただいま!」と言いたくなる、そんなかき氷やさんが日本の南の小さな島にあるのも素敵なこと。

はじめてでもただいま!と言いたくなる、竹富島のかき氷やさん

この夏、竹富島にお出かけの予定の人は、ぜひ真っ白な珊瑚の小道に映える赤瓦の屋根が美しい沖縄の原風景を眺めながら、涼しいひとときをお過ごしくださいね。

 

  • 竹富島の位置

Photo:1枚目:OCVB
2枚目&3枚目:Mayu Kobayashi


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