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“自分の音”を聞いて正直に生きる

“自分の音”を聞いて正直に生きる

2016年12月19日 • Mind & Heart

ヨガは自分の呼吸やこわばり、痛みや心地よい感覚に気づいていき、自分を見つめてつながる時間です。いつも誰かのために一生懸命生きている皆さんが、ゆっくりじっくり自分とコンタクトを取る時間。呼吸は穏やかに、頭は静かになり、目には見えない安心感や癒しが緊張を溶かしていきます。意識が内側へ向き、感覚が繊細になってくると、普段は聞こえない“自分の音”が聞こえてきます。

変わりたくない人はヨガをやらない方がいい

ヨガの教えの中に「サティヤ=正直であること」という言葉があります。しかし、ヨガを深めていくと、自然に自分の心にウソがつけなくなります。自分が心地良く、安心・安定する場所を見つけていく習慣によって、“思いと言葉と行動”が一致・調和していくのです。

“自分の音”は呼吸だったり、血液の流れや温かさだったり、脈打つ音や内臓が動き出す感覚だったり。その時間が増えるほど、“居心地の悪さ”や“気持ち悪い”という、無理やガマン・執着を手放すことが容易になります。また、それでも頭で押さえ込んでなんとか頑張ろうとしていても、身体に症状として現れたり、環境や目の前に起こる現象に現れます。

自分の本当の音=本音を聞いてあげられずに、自分を後回しにして周囲に合わせてばかりいると、ココロもカラダも壊れてしまいます。自分の身体は、与えられたものです。与えてもらえたことに感謝して、その身体を「ありがとう」という気持ちで大切に扱ってあげてください。

どんな自分をさらけだしても恐れのない場所

みんな無意識のレベルで、マットの上は安心・安全な場所と知っていきます。たくさんの役割や身に着けたアイデンティティという束縛、「~すべき」「~せねば」という常識や固定観念を解放して、無条件に自分を慈しむ時間。呼吸とエネルギーがのびのびと自由を味わい、自己に委ねるという深い安定を知っていきます。

様々な役割を抱えていても、それにとらわれていない穏やかな心は、マットの上以外の日常においても、自分や周囲に対して無条件の関わりと優しさで向き合えます。

笑顔でも、弱気で元気がなくても、全部まるごと大丈夫。完全な人間はいません。なぜ人は完璧を求めるのでしょう? 完璧でないとダメな理由はなんでしょう? それを決めたのは誰でしょうか? 完璧じゃなくても幸せを感じることは出来ます。不完全だとしてもみんな素晴らしいのです。全員から好かれようとしなくて良い。好かれようと無理している自分のひたむきさをヨシヨシしてあげましょう。今の自分に出来る優しさを表現すれば良いのです。

毎日の生活の中で魂が磨かれる

ふと沸き起こった思いを見逃さず、理屈でかき消したりせずに、とりあえずやってみる、行動してみる。考え過ぎずに、とりあえずその気持ちのままやってみる。損か得か失敗か成功かなんてことは関係なく、ノっているからやるのではなくて、やっているうちにノってきます。

変わらなくて良い、足していくように。今の自分に足して広がるだけです。あなたを限定するものなんて本当は何もなくて、いつでも自由です。壁や不足は自分が勝手に作り出したもの。足りないものは何もない、すべての経験や出来事は必要で大切な気づきになり、それが豊かさや輝きそのものとなります。

大人になれば責任も増えます。マイペースでのんびり自由な時間も必要です。どちらも大切にしながら“自分の音”に耳を傾けて、自分の笑顔が周囲の笑顔につながる生き方に変えましょう。


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