MENU
「正反対の人」から学ぶこと

「正反対の人」から学ぶこと

2013年11月20日 • Mind & Heart

大人になるにつれて、自分がまるで子供に戻ったかのように感じることがあります。

子供の頃、嫌いなものは嫌い、苦手なものは苦手! と食事の時によくわがままを言って親を困らせたのを覚えていますが、大人になって食べ物の好き嫌いはなくなったものの、人間に対する好き嫌いがはっきりしてきたように思います。

価値観や意見の合わない人に対して苦手意識が芽生えてしまい、短絡的に「この人と私は合わない」と判断してその人を敬遠してしまったり。好きか嫌いかのレベルで決めてしまうなんて、本当に子供のようです。

学生の頃は誰とでも仲良くできたのに、歳を重ねて自分が少しずつ形成されてくると、「自分の人生なんだから自分の好きなように生きたい!」と「我がまま」を突き通すように。だから仕事でもプライベートでも「我がまま」になれて価値観を共有できる人に親近感や安心感を覚え、付き合う人を選り好みするようになっていました。

でも自分が独立してからのことを振り返ってみると、学ぶことが多かったのは、実は自分とは正反対の人からだったということに気づきます。

自分と正反対の人というのは、自分にはない価値観・考えを持っているということ。だからこそ気づきや考えるきっかけを与えてくれて、視野を広げてくれます。そしてそれがやがて、自分の成長・発展へと繋がっていきます。

だから主観で自分の世界を狭めてしまうことのないように、もっと柔軟に、もっと素直に、相手の意見を受け入れる姿勢を持ちながら、多様な人たちとの関係を大切にできるようになりたい、そう思います。

ドイツのことわざにこのようなものがあります。

バラのしげみがトゲだらけだと愚痴を言うのではなく、トゲにバラのしげみがあることに喜びを感じよう
Instead of complaining that the rose bush is full of thorns, be happy the thorn bush has roses

「バラの花はトゲがあるから苦手」と思うのではなく、発想の転換をして「トゲがあるのにこんなに美しい花を咲かせるなんて、自然の創造力ってすごい」と思える心を持てたら、オープンマインドな人間関係を築けそうです。


« »