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【連載】牡羊座の新月〜はじまりの新月!さぁ、自分らしい人生を生きるために歩みだそう

【連載】天秤座の新月〜女神のパワー=女性本来の魅力とパワーが覚醒する新月〜

2017年10月19日 • Lifestyle, Love & Relationship, Mind & Heart

満ちては欠ける月の動きは、わたしたち人間の本能に根ざしたサイクル。これは、すべての星座の人に対応する月のメッセージです。

月は約1ヶ月にひとつずつ星座を移動しながら新月を迎えます。そして、約1年をかけて12の星座を巡ります。新月からはその星座のテーマを意識して、満月には気づきに感謝しましょう。12星座は幸せになる12のステップなのです。

今回の新月は10月20日(金)午前4時12分。占星術的には天秤座で起こります。

占星術で天秤座の支配星は金星。金星と対応するヴィーナスの神話を見ていきましょう。

※学術的な星座名はひらがな、占星術上の星座名は漢字で表記します。

女神ヴィーナスと封印されてきた女神パワー

Libraてん【連載】天秤座の満月〜パートナーシップに光を当てて、愛に満たされた人生を 座西洋占星術では天秤座の支配星は「金星」とされています。金星は英語でヴィーナス。これはローマ神話の女神ウェヌス(英語読みでヴィーナス)にちなんだ名前です。

このウェヌスの前身が、ギリシャ神話のアフロディーテ。ローマ帝国はギリシャ文明から学問や芸術など様々な文化的影響を受けているため、ギリシャ神話の神々を自分たちの神々に対応させ、神話として取り入れました。その際に、ローマの女神ウェヌスはギリシャの女神アフロディーテに対応する女神とされたのです。

そのアフロディーテ信仰もまた、古代メソポタミアの女神〈イシュタル〉や、さらに古いシュメール文明の女神〈イナンナ〉信仰が伝播したものだと言われています。

女神の姿は古代にいけばいくほど、女性性のパワーが強く感じられます。古代文明の遺跡から出土した女神像はどれも、大きな胸、丸みを帯びたお尻、そして、時には妊娠していると思われる張り出したお腹などが強調するようにかたどられています。

ですが、文明が進み、特にキリスト教以降の世界では、ありのままの女性の姿はタブーとされるようになりました。そして、時に女性は汚れたものとして扱われる場合もありました。女神パワー=女性性は、世界を惑わすものとして封印されてしまったのです。

夜空に輝く金星は、見る人を魅了する美しさがあります。女性の魂には輝く金星のような美しい輝きが宿っているのです。女性たちはもっと自分たちの力を信じ、社会づくりに関わっていくべきだと感じます。現代社会で活躍する女性たちは、どこか男性性を強く打ち出さないとやっていけない感じがします。そういった形ではなく、もっと本来の女性性の良いところ―例えば、受容性や慈愛の精神―などを活かした形での活躍ができると、社会のバランスが取れるのではないでしょうか。

西洋占星術で天秤座は秋分の日に始まります。秋分は昼と夜の長さが同じになる日。陰と陽のバランスが均等になる日です。古代の人達がその日からはじまる星座を「天秤」と称したのも偶然ではない気がします。また、天秤座の新月には、太陽と月はどちらも天秤座にあります。これは通常は1年でたった一度のこと。この天体の配置からも陰陽のバランスが感じられます。

この天秤座の新月には、いろいろな意味で相対する2つのもののバランスを考えてみてください。この世界の男性性と女性性のバランスが取れるようになり、男性性によってつくられた殺伐とした階級社会から、よりバランスの取れた愛ある世界へと変わっていって欲しいと願います。

天秤座の新月は、バランスと調和に満ちた新月パワー

天秤座は12星座で7番目の星座。後半戦の始まりの星座です。12星座の前半は「自己成長」がテーマでした。そして、天秤座からの後半は「社会との関わり」を学ぶことがテーマとなります。これから先は、自分を蔑ろにしていたのでは、いつかどこかで無理がきてしまいます。

天秤にはふたつのお皿があります。これは、男性性と女性性、陰と陽、あなたとわたし……など、ふたつのもののバランスを取るお皿です。

この新月では、みなさんひとりひとりの中にある天秤に目を向けてみましょう。あなたの天秤のふたつのお皿はバランスが取れているでしょうか。いつも人を優先して、自分を蔑ろにしていませんか? 仕事とプライベートのバランスは取れていますか? わたしは女だから……俺は男だから……と変に偏ったところはないでしょうか?

この新月では、自分へかけるエネルギーと、その他のものへかけるエネルギーの、バランスを取りましょうと伝えているのです。

さらに、天秤座の守護神は愛の女神ヴィーナスです。パートナーシップにおいても、天秤のふたつのお皿は大切です。このお皿を相手からの愛で満たしてもらおうと思っていると、パートナーシップは上手く行きません。人から愛を奪うと相手のお皿が満たされないのです。

ですが、まずは自分の愛のお皿を自分で満たしていけば自然と優しい気持ちになれます。パートナーへの愛も自然とわき上がってくるでしょう。すると、相手も優しくなるはずです。愛を与え合うプラスのスパイラルになるのです。

天秤座の新月には、いろいろな意味で愛のお皿のバランスを取ることを学んでいってくださいね。

あなたの愛と女性性を満たしてくれる金星の精油

金星はメディカル占星術でも、身体機能のバランスやホメオスタシス作用をつかさどります。ホメオスタシスとは、外界からの影響に対して身体の内的環境を一定に保とうとする働きです。体温、血圧、血糖値、水分量などがそれです。金星に対応するハーブにはこのホメオスタシスの作用を助けるものがあります。

金星のハーブは、身体的なバランスだけでなく、内面的にも陰陽のバランスを取り、調和を保って過ごすのに役立つことでしょう。

◇スパイクナードハーブと土を感じさせる重さのある神秘的な香り
古代エジプトやギリシャの時代から香油の原料として使われる。聖書には、ベタニアのマリアが高価なこの精油をキリストの足に塗り、みずからの髪で拭ったと記されています。この精油は、奉仕の精神を思い起こさせ、内面の静けさと穏やかさを生み出します。
〈マインド〉神経系を鎮め心肺機能を安定させるため、ストレスからの緊張などに
〈ボディー〉循環を促すため消化促進、便秘解消、血液循環や美肌など
※注意点:妊娠中の使用は避ける

◇パルマローザ:薔薇の香りもある清々しい草の香り
インド原産のイネ科の植物ですが、薔薇のようなフローラルな香りが特徴。華やかで爽やかさもある香りは、嫉妬や執着、トラウマなどの愛情面でのネガティブなブロックを優しく流してくれるでしょう。そして、ハートが軽やかに進めるようにしてくれます。
〈マインド〉心を癒やし穏やかにする作用と気持ちを明るく前向きにする作用がある
〈ボディー〉疲労や病後の回復、皮膚・頭皮のオイルバランス、肌のハリやツヤなど
※注意点:妊娠中の使用は避ける

◇ゼラニウム:バラに似た優しく清涼感のある香り
中世ヨーロッパでは家に悪霊が入らないよう玄関先に植えた。ホルモン、皮脂、水分などボティーのバランスや、メンタルなど精神のバランスを整える効果がある。バラに似た華やかな香りが女性性の解放を促すため、女性の強い味方となるでしょう。
〈マインド〉月経や更年期によるイライラ、精神のバランス、グラウンディングなどに
〈ボディー〉ホルモンバランス、むくみや肥満予防、皮脂バランス調整などに
※注意点:妊娠初期は控える、まれに敏感肌も刺激を受けることがある

<おすすめの使い方>
12星座は身体の部位にも対応し、天秤座は腰回りをつかさどります。そこで、金星のアロマでゆったり半身浴をすると良いでしょう。

1.浴槽に38度のくらいのお湯をはる。半身浴はみぞおちくらいまでがおすすめですが、冬期の寒い時期には身体があたたまるよう胸くらいまであっても良いかもしれません。

2.精油をお湯に入れる。植物油か天然塩に混ぜてから、お湯に入れます。
◎バスオイル:スイートアーモンドオイルなど植物油小さじ杯に精油を1〜3滴
◎バスソルト:天然塩50gに精油を1〜3滴

3.20〜30分入浴する。

腰回りをあたためることで、身体も精神もゆったりとゆるみます。すると、わたしたちのホメオスタシス機能が回復していきます。天秤座の新月はぜひとも他に愛情を向けるだけでなく、自分自身にもゆったりした時間を与えて、愛を注いでくださいね。

参考資料
メディカルアストロロジー入門/ワンダー・セラー
これ一冊できちんとわかるアロマテラピー/梅原亜也子
スピリチュアルアロマテラピー辞典/柏原茜、登石麻恭子


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