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“働きアリ”から学ぶ、調和の世界で生きること

“働きアリ”から学ぶ、調和の世界で生きること

2016年11月21日 • Love & Relationship, Mind & Heart, Work

研究によると 1、アリのコロニー(巣)には、よく働いているアリが2割、普通に働いているアリが6割、まったく働かないアリが2割存在するそうです。このことを、“働きアリの法則”と言います。

そこで、よく働くアリだけを集めて観察してみると、その中から働かないアリが現れる。逆に、働かないアリだけを集めたところ、その中から働くアリが現れる。働き度合いは常に「2:6:2」の比率なったそうです。

そして「働かないアリ」が存在しないと、コロニーは長続きできないことも分かっています。さらに、アリは1匹だと小さな小さな存在ですが、集団になって行動すると個体ではできないことをやってのけるそうです。社会の維持に不可欠な「働かないアリ」の存在は、必要に応じた労働力がうまく分配されていることを自然の生態系として教えてくれます。

色々な役割を通して、自分自身の”いま”を感じてあげる

私たちはいろんなコミュニティの中で生きています。その分だけ役割も増えていきます。職場ではリーダーシップ、家庭ではまた別の役割、友人たちの中ではサポート役など。つまり、1人の人間がある場所では「2:6:2」の6割でも、別の場所では2割の働きだったりします。

また、家族やパートナー、上司や部下との関係であっても、時の流れを経て、少しずつ変化していたりします。大きな変化から微細な革命まで、目に見えても見えなくとも、意識しても無意識にでも、何かしら常に変わっています。世界は上手にバランスが取れるように作られているのです。

頑張り過ぎてはいませんか? どんな時にホッとできますか? ワクワクや喜びというエネルギーであなたの中の働きアリが始動するきっかけを大切に感じ取ってあげてくださいね。

関わる周囲に対して”批評“ではなく、”配慮”をする

みんなそれぞれのペースで、それぞれの役割を生きている。もしかしたら、自分の流れと違うかもしれない。

もし、何かに対して否定的な思いが生まれてしまったら、それは自我が強くなり周囲と調和できないほどのストレスや我慢を抱えているかもしれません。責めることや不機嫌は、ますます壁を硬く厚くしてしまい、心は暗くて寒くなります。きっと、守りたいもの・大切にしているものがあるのでしょう。

でも、誰もそれを取ったり壊したりしません。もしするとしたら、それは自分自身です。重たい壁を取り払って、光が差し込むところからよく見てみます。優劣や勝負ではなく、協力や共存の景色が広がります。

自分が出来ないことをやってくれているかもしれない。自分が気づかないところをしてくれているかもしれない。そうしたら、逆に「自分と同じじゃなくてありがとう」なのです。

結局、自分に返ってくる。自分との関わり方が、目の前の現象や人間関係となって現れるのです。自分と同じように、誰もがそれぞれの役割を精一杯に生きている。スピードや器用さもそれぞれです。

いつも感謝の思いでみんながつながり、輝けますように。

脚注:

  1. 長谷川英祐氏(北海道大学大学院農学研究院生物生態・体系学分野准教授)の研究による

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