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「幸感力」インタビューVol.8「履く人が最高に幸せになれる靴を」株式会社シンデレラ 代表取締役/CEO 松本久美さん

「幸感力」インタビューVol.8「履く人が最高に幸せになれる靴を」株式会社シンデレラ 代表取締役/CEO 松本久美さん

2015年10月22日 • 「幸感力」インタビュー, Fashion, Work

幸感力インタビュー

今回のインタビューは松本久美さん。松本さんが独立した経緯や、今後リリース予定の「靴」 に特化した新しいサービス、そして「幸感力」についてお聞きしました。

プロフィール
松本久美
株式会社シンデレラ 代表取締役/CEO

大阪モード学園卒業後、大好きだった靴の業界に進む。デザイン・製図・縫製・営業・販売まで、靴が作られ顧客の手元に届くまでの川上から川下まで、すべてを一通り経験。その後、IT業界へ転身後。2014年11月TOKYO STARTUP GATEWAYセミファイナリスト。2015年3月 KDDIムゲンラボ8期に採択され最優秀賞・オーデジエンス賞を受賞。2016年新春に バーチャルシューフィッター「シンデレラシューズ」をリリース予定。
HP: http://www.cinderella-shoes.jp/
”女性にとってハイヒールは特別なもの”

– 松本さんのお仕事について、そして独立した経緯を教えてください。

松本久美さん(以下 松本 敬称略):私の靴業界のキャリアは13年なのですが、そのうちの半分は生産管理と製造、もう半分はデザイナーとして経験を積んできました。このキャリアをスタートする前は、服飾の専門学校で洋服の勉強をしていたのですが、その時から「靴」というアイテムに夢中になり、卒業後は婦人靴メーカーに就職をしました。その会社では生産管理の仕事をしていたのですが、靴の製作をしたいという思いが強くなり、靴職人に弟子入りをしました。その後、靴のデザイナーとして就職をし、日本の国内ブランドの立ち上げに関わりました。当初は、会社員としての経験を経た後に、独立をして自身のブランドを立ち上げようと思っていたのですが、今後ビジネスを展開していく上でIT関係の知識は必須と考え、靴業界からいったん離れ、IT企業に就職をして新規事業部でアプリの立ち上げに携わりました。靴業界で得たスキルとIT業界での経験を掛け合わせ、今のサービスを考案しました。

出会いにも恵まれ、現在のチームが結成されました。現在のチームでは、私が靴と足に関することを担当し、その他にシステム面・デザイン面を担当するチームがいます。私にはwebやアルゴリズムの知識がある訳ではなく一人ではできなかった事なので、今のメンバーにはとても感謝しています。特にアルゴリズムを担当している大内は、東京工業大学の博士課程の学生ですが、非常に優秀で彼との出会いで、このビジネスがぐっと現実味を帯びてきました。KDDI∞ラボの最中も、学業と仕事の両立がとても大変だったと思いますが、やりきってくれました。チームにも恵まれたこと、そして、自分のやりたいことを正直にやってきたからこそ、ここまで来ることができたのだと思います。

「幸感力」インタビューVol.8「履く人が最高に幸せになれる靴を」株式会社シンデレラ 代表取締役/CEO 松本久美さん

左からチュナグさん、COOの大内遙河さん、CEOの松本久美さん

– 松本さんが考案した「シンデレラシューズ」とはどのようなサービスですか?

松本:「シンデレラシューズ」はデザイン性の高い靴の中から、自分にぴったりと合ったものを選ぶことができます。インターネット上では数百万足という膨大な数の靴が販売されていますが、その中から自分に合ったものを探すのはとても難しいことです。「シンデレラシューズ」は、オンライン上でその人の足のサイズにぴったり合った靴を厳選することを可能にするサービスです。

このサービスの仕組みですが、まずは、ユーザー様自身に足の写真を撮影してもらいます。足のサイズには縦の長さだけではなく、様々なポイントがあるのですが、登録された写真を元に、足のサイズをオンライン上で測定し、ユーザー様ごとに診断書を作成します。具体的には、足の写真を片足で二枚、両足で四枚の写真を撮っていただきます。

次に、その診断書を元に、インターネット上の靴のデータベースの中から、ご自身の足と靴との相性度を判断して、それが「ぴったり度」という%(パーセンテージ)で表示されます。そのため、インターネット上に掲載されている靴の中から、ご自身の足と相性のいい商品が判断できます。診断書を元に選び出されたアイテムの中から、好みのデザインの靴を選んで購入することができるので、「選ぶ」楽しみを感じつつも、安心して靴を購入することができます。

「幸感力」インタビューVol.8「履く人が最高に幸せになれる靴を」株式会社シンデレラ 代表取締役/CEO 松本久美さん

「幸感力」インタビューVol.8「履く人が最高に幸せになれる靴を」株式会社シンデレラ 代表取締役/CEO 松本久美さん

– なぜこのサービスを思いついたのでしょうか?

女性はハイヒールの綺麗な靴が好きですよね。けれども長時間履いていると、どうしても痛くなってしまう。それを解消したいと思ったのです。私はいい靴を作るのに13年という期間を費やしました。しかし、どんなにいい靴を作っても痛いものは痛い、痛いものは履けない。私自身の経験を俯瞰してみた時に、靴に関する女性の悩みとは、可愛い靴が見つからないことではなく、せっかく見つけた可愛い靴が痛くて履けないことなのではないか、ということに気がつきました。これを解消することで、多くの女性の役に立つのではと考えたのです。

例えば、デザイン性の高いハイヒールを履く日は、仕事でも恋愛の場面でも気合いの入っている日であることが多いですよね。でもその靴が足に合わず、プレゼンの最中足の痛みに気を取られて集中できなかった、デートの最中に足が痛くて歩けなくなった、なんて経験がある方は多いのではないでしょうか? このサービスのキャッチコピーは「大切な日を最高に美しく」です。ファッションの好きな人、ハイヒールが好きな人、おしゃれが好き人はもちろん、自分を最高に美しく見せたい特別な日に活用していただけるのではないかと思っています。キラキラした気持ちで靴を買い、キラキラした気持ちで1日を過ごすために利用していただきたいサービスです。

”自分らしくある、それが一番美しい”

– 忙しい中、息抜きにしていることは何ですか?

松本:料理が好きなので、家で料理し食べる時間がリラックスタイムです。時間をかけて煮込みの肉料理を作ったりワインを嗜んだり。ワインが好きなのでたくさんストックしてあります。

「幸感力」インタビューVol.8「履く人が最高に幸せになれる靴を」株式会社シンデレラ 代表取締役/CEO 松本久美さん

– 松本さんが思う「幸感力」とは

松本:コーポレートミッションは「あなたらしいが美しい」です。人間は生まれてきた時から、そのままで美しいと思っています。現代は様々な場面で、見た目やファッションが型にはめられることが多いと感じています。型にはまってしまうよりも、自分らしくあることが一番美しいと思うんです。自分らしさを否定し、それを無理に変えようとするのはつらいこと。周りに合わせて無理に何かになろうとするのではなく、成長したいという気持ちを持つと、それは「幸感力」となっていくのかもしれません。無理に自分以外の何かになろうとしなくていい、そのままでいいと思うのです。

– 松本さんが幸せを感じる瞬間はどんな時ですか?

松本:私は人が大好き。今、私の周りにいる人はキュートな人ばかりなのですが、人をキュートだなと思う瞬間、幸せだなと感じます。

取材・文・撮影/成松 阿留奈
写真提供/松本久美さん


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