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「幸感力」インタビューVol.3「片づけることによって、自分の大切な思いに気づく。片づけアドバイザー石阪京子さん」

「幸感力」インタビューVol.3「片づけることによって、自分の大切な思いに気づく。片づけアドバイザー石阪京子さん」

2015年3月25日 • 「幸感力」インタビュー, Books, Mind & Heart

幸感力インタビュー

今回のインタビューは、片づけアドバイザーとして活躍中の石阪京子さん。妻であり母でもある石阪さんにその活動、そして「幸感力」についてお聞きしました。

プロフィール
石阪京子(いしざか・きょうこ)
片づけアドバイザー。宅地建物取引主任者。「ニューズスタイル」主宰。大阪府在住。夫と経営する不動産会社「ニューズホーム」では建築設計にも携わる。「女性ならではの視点」を持って不動産業を営むうちに、新居が片づかないために理想の暮らしを放棄してしまっているお客さんがいることに気づく。「自分に何か手伝えることはないか」と、不動産会社のお客さんや友人宅の「片づけ修行」に取り組み、どんな家でも片づけ切れるメソッドが完成。「心地よい暮らしを提案」するレッスンは口コミで評判が広がり、これまで300軒以上を手掛け、現在は1年先まで予約が殺到。最近では地元・関西や東京で講演会を開催し、毎回満席になるなど話題となっている。

著書『一生リバウンドしない!奇跡の3日片づけ

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ビフォーアフターなどの写真もこちらでご覧いただけます。
ブログ「整理収納レッスン『NEWS STYLE』
http://ameblo.jp/newshome/

‘女性が毎日楽しいと思えるような家づくりを提案’

– 「片づけアドバイザー」としての石阪さんの活動を教えてください。

「幸感力」インタビューVol.3「片づけることによって、自分の大切な思いに気づく。片づけアドバイザー石阪京子さん」石阪京子さん(以下 石阪 敬称略): お客様のご自宅に伺い、一緒に家を整えていく「お片づけレッスン」をしています。お料理や家事が苦手な方には、そのやり方を私自身の経験からアドバイスしています。家を片づけるだけでなく、トータルで、女性が毎日楽しいと思えるような家づくりを提案しています。

– 石阪さんが「片づけアドバイザー」として、活動を始めるにいたった経緯を教えてください。

「幸感力」インタビューVol.3「片づけることによって、自分の大切な思いに気づく。片づけアドバイザー石阪京子さん」石阪:夫と一緒に不動産屋を営んでいるのですが、ある時、家を購入されたお客様の部屋が、半年後には物が多く整理できていないということを知りました。せっかく購入した夢のマイホームであるはずなのに、整理整頓ができていないというだけの理由で、その空間に満足できず、幸せを感じられていないご様子でした。そのような状態になってしまっていることを残念に思い、考えたのが、物を必要以上に持ってしまっている人の家を片づけるということでした。お客様に暮らしをより良くしていただきたい、と思い始めた活動です。

家族と過ごす、それはかけがえのない大切な時間’

– ご家族との関係で大切にしていることは何ですか?

「幸感力」インタビューVol.3「片づけることによって、自分の大切な思いに気づく。片づけアドバイザー石阪京子さん」石阪:まず、私たち家族に起こった事件のことをお話しますね。

以前、息子が交通事故に遭って重傷を負い、入院したことがありました。それは私が、忙しい毎日の中で疲れていて寝坊をしてしまい、慌てて送り出した日に起こった出来事です。「もう一度転んだり、何かがあったら息子さんは歩けなくなる可能性がある」と医者から忠告を受け、もっと余裕とゆとりを持って、家族が安心して暮らせる努力をしようと誓いました。そこから自分の家を片づけ始めたことで、レッスン考案のきっかけにもなりました。

この出来事によって、家族が家に帰ってくる、そして一緒に食卓を囲み食事をしたり会話をする、というごくごく普通のことが、どんなに大切でかけがえのないものか、ということに改めて気づきました。仕事は忙しいけれど、18時にはキッチンに立ち、19時には夕食ができる。これを必ず守っています。

かつて私は、そこそこ物を減らして万能な収納用品があれば、家は片づくと思っていました。でも、それだけではなかった。そこからさらに追求した「お片づけレッスン」は、このような経験から考案したものです。家族が家族であることの大切さを伝えるメソッドでもあります。

‘「幸感力」と片づけ。「自分がちょっと動くことで幸せが掴めるんだったら、自分の中に答えはあるから、やったらええやん!」’

– 石阪さんの「幸感力」の源は?

石阪:家族です。家族があるから、今があります。一緒にいることを大切にしていますし、その時間をとても幸せに感じます。

– このインタビューのテーマは「幸感力」です。石阪さんの考える「幸感力」と片づけについてお聞かせください。

石阪:ある新婚の女性のエピソードをご紹介します。
その女性はお洒落で綺麗なキャリアウーマン。仕事はできるけれども、家に帰ると物だらけで家事をしたくなくなってしまう。それが原因で夫婦ゲンカが絶えず、悩んでいました。そこで私は「そんなん、片づけたら終わるよ。何のために暮らしたいのか? 旦那さんとケンカしないように、仕事ももっとバリバリできるようにしたいと思うんだったら、自分が管理できるように物を減らすこと。それを一番にやろう!」とアドバイスしたら、1日で片づけが終わったのです。自分が、どうしたら幸せになるかを改めて考え、思考が変わったのですね。私はこれを「思考改革」と呼んでいます。「片づけ」はとてもシンプルです。こうしたいと思ったら、そのようにすればいい。それだけのことです。

「どんな暮らしがしたくて、お金を払ってまで家を整えたいと思ったのですか?何を大切にしたいと思ったのですか?」これは、レッスンに伺ったときにお客様に投げかける質問です。なぜなら、「片づけ」は、自分が何を大切にしていて、何をしたいのかという思いに気づくきっかけになるからです。また、審美眼を磨くことでもあります。答えは、すでに自分の中にあるのです。その思いに向かって行動し、自分自身の内にある感覚を満たす。それこそが「幸感力」ではないかと、私は思います。

『一生リバウンドしない!奇跡の3日片づけ』

一生リバウンドしない!奇跡の3日片づけ】
著:石阪 京子
出版社:講談社
発売日:2014/11/8
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取材・文・撮影/成松 阿留奈


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