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「幸感力」インタビューVol.13『健やかに毎日を過ごせていることは、当たり前のようで幸せなこと』住友生命 伊藤章子さん

「幸感力」インタビューVol.13『健やかに毎日を過ごせていることは、当たり前のようで幸せなこと』住友生命 伊藤章子さん

2016年8月25日 • 「幸感力」インタビュー, Work

今回の「幸感力」インタビューは、住友生命で「未来を強くする子育てプロジェクト」を担当されている伊藤章子さん。プロジェクトについて、そして、伊藤さんのお仕事に対する思いや「幸感力」についてお聞きしました。

プロフィール
伊藤章子(いとうあきこ)
支社や人事部を経て、現在はブランドコミュニケーション部ソーシャルコミュニケーション室で住友生命のブランド価値向上に取り組む中で「未来を強くする子育てプロジェクト」を担当。2005年入社。入社6年目に産休・育休を取得し、仕事と家庭を両立しながら日々の業務に取り組んでいる。

「未来を強くする子育てプロジェクト」は子育て支援活動をしている個人や団体、子育てをしながら研究に挑む女性研究者を応援

-「未来を強くする子育てプロジェクト」について教えて下さい.

伊藤章子さん(以下 伊藤 敬称略):このプロジェクトでは「子育て支援活動の表彰」と「女性研究者への支援」という二つの公募事業を行っています。「子育て支援活動の表彰」では、地域において子育て環境作りに取り組む団体や個人を表彰しており、「女性研究者への支援」では、子育てと研究活動の両立に努力されている女性研究者を支援しています。

私も担当するようになって初めて知ったのですが、研究者への助成は色々なところでされていますがその対象は理系の研究が中心といえます。まだまだ社会的な支援が十分とはいえない人文・社会科学分野の女性研究者を支援の対象としていることが本プロジェクトにおける特色です。そして、育児のため研究の継続が困難となっている女性研究者を対象としており、助成を受けた方々からは「助成がなければ研究を諦めていたかもしれない」というお声もいただいており、研究と子育ての両立を支える環境が未だ十分でないことを実感しています。

また、萌芽的な研究も支援の対象としていることも大変特徴的で、その点においても先進的な助成制度だと感じています。

このプロジェクトは今年で第10回を迎え、表彰させていただいた子育て支援活動は95組、女性研究者の皆さまは91名となりました。受賞者の方々が一層ご活躍なさっているお姿を拝見すると、とても意義のあるプロジェクトだと感じています。

「幸感力」インタビューVol.13『健やかに毎日を過ごせていることは、当たり前のようで幸せなこと』住友生命 伊藤章子さん
「幸感力」インタビューVol.13『健やかに毎日を過ごせていることは、当たり前のようで幸せなこと』住友生命 伊藤章子さん

-応募者の状況はどう変化してきたのでしょうか?

伊藤:子育て支援活動の表彰部門では、特別なニーズをもつ子どもたちとそのご家族への支援活動が多く見受けられます。また、時代の新たなニーズに応えるべく活動を開始した団体も数多く応募をいただいています。今年からは東日本大震災を対象としていた震災復興応援特別賞を、今般の熊本地震などの激甚災害まで対象を拡げました。東日本大震災に限らず大きな災害からの復興を絡めて子育て支援をされている団体や個人の方々にも、幅広くご応募いただければと思っています。

受賞を通じ、皆さまのすばらしい活動がより広く知られ、その活動を応援してくれる方々を増やすきっかけにもなると思います。ぜひ多くの方々にチャレンジしていただきたいです。

また、女性研究者の支援については、萌芽的な研究も助成対象となりますので、多くの方に受賞のチャンスがあると思います。受賞者の皆さんの情報はホームページに詳しく記載しているので、ぜひご覧いただければと思います。

仕事は常に進行形。目の前の仕事の精度を上げていくことは毎日の「やりがい」

-現在のお仕事で心がけていることを教えてください。

伊藤:住友生命ではブランド価値向上を目的とした様々な取り組みを行っていますが、現在の所属ではその中でも、社外から見た住友生命のイメージ・ブランド価値向上をミッションに持つ組織です。

住友生命「らしさ」をお伝えできればと思って発信するのですが、「保険」は目に見えず、日々の中で価値を実感しにくい商品性に加え、「伝えたい」と「伝わる」は全く別物です。それが相手にちゃんと「伝わる」のか、ということを必ず意識しています。たとえば、興味をもってもらう段階なのか、すでに興味を持ってくれていて知りたいことが明確にある状態では「伝わる」ことが異なります。対面でも、広く世の中に向けてのコミュニケーションでも、核となる伝えたいこと・伝わることは何かというのを一番意識しています。

-楽しく仕事をするために意識していることがあれば教えてください。

伊藤:元々楽天的な性格も影響してか、“どうせやるなら楽しみたい”といつも思っています。一生懸命全力で打ち込めば、その分達成感や充実感を感じますし、何より楽しいということにもつながると思っています。もちろんしんどさもありますが、“どうせやるなら楽しく”と思いながら、仕事には向き合っています。

また、仕事と両立しながら、幼い娘と一緒に過ごす時間を確保するのは正直大変です。でも、貴重な時間をかけてやる仕事だからこそ、精一杯の労力をかけて家族に誇れる仕事ができればと思っています。これは、子供ができてからより意識するようになったことですね。

-どんなときにやりがいを感じますか?

伊藤:やりがいって振り返って初めて感じるものなのかな、と。私の中で本当にやりがいを感じられるのってもしかしたら仕事を定年退職したときかもしれないと思っています。目の前の仕事をどれだけ精度高く、そしてパフォーマンスを上げられるかに集中していると、常に進行形で仕事が続いているので、極論を言えば毎日楽しいですし、毎日やりがいを感じているけど、大きな感慨という意味でのやりがいとは違うかもしれません。

また、仕事の内容でやりがいが決まるとすれば、時に仕事ってすごくつまらないものに思えるかもしれません。そこに自分で価値を見出していかなければ、モチベーションを上げたり、保ったりするのは難しい。自分次第だと思っています。

「幸感力」インタビューVol.13『健やかに毎日を過ごせていることは、当たり前のようで幸せなこと』住友生命 伊藤章子さん

-「幸感力」について、伊藤さんの考えをお聞かせください。

伊藤:とても平凡ですけど、健康でいられたらいいなって思うくらいです。保険会社に勤めているので、健康な毎日が必ずしも当たり前ではないということに日々の業務から感じることもあります。いつ自分がそうなるかわからない、というのを実感するからこそ、健やかに毎日を過ごせていること自体が、すごく当たり前のようで幸せなことなんだなと思います。

自分だけでなく、家族も健やかでいられることが幸せだと思えば、日々の小さなことでもとてもハッピーに感じられるんです。毎日に幸せを見つけることが、いわゆる「幸感力」ですよね。辛いことや大変なことがあっても、そこに立ち返れば毎日がとても愛しく感じられます。

住友生命「未来を強くする子育てプロジェクト」
http://www.sumitomolife.co.jp/about/csr/community/mirai_child/
募集期間:2016年7月7日〜9月5日

取材・文・撮影/成松 阿留奈


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