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パートナーと幸せな睡眠時間を過ごすためにできること

パートナーと幸せな睡眠時間を過ごすためにできること

2014年3月19日 • Health, Romance, Wedding & Marriage

ある30代の女性から、「最近、ぐっすり眠れなくて困っている」と相談を受けました。いつ頃から眠れないのか、その頃に仕事のストレスや環境の変化がなかったかを尋ねたら、
「あっ、そういえば半年前から同棲を始めて、彼と一緒に眠るようになってからかも」
と、彼女。パートナーと一緒に眠ることが、自分の快眠の妨げになっているとは夢にも思っていなかったそうです。

幅97cmのシングルベッドに一人で眠るのと、幅140cmのダブルベッドに2人で眠るのとでは、後者のほうが一人あたりのスペースが狭くなるので、睡眠中の寝返りが自由にできません。寝返りを一晩に約20~30回しながら、血液やリンパ液の流れを促して、酸素や栄養を身体の隅々まで運んでいます。また、コロンコロンと自由に動くことによって、筋肉のコリをほぐしたり、背骨のゆがみを整えて身体を調整する働きもあります。それが妨げられたら、十分に疲れはとれません。

また、相手の動きが気になったり、相手の迷惑にならないように自分の動きを無意識にセーブして、睡眠が浅くなっている可能性もあります。すると成長ホルモンの分泌も抑えられてしまうので、新陳代謝が低下し、疲労が蓄積されてしまうのです。

彼女の場合は、幅120cmのセミダブルに2人で眠っていたので、非常に動きが抑制された状態でした。セミダブルは一人でゆったり眠るためのサイズなので、2人なら最低ダブル、できれば幅160cmのクイーン、理想はシングル2台です。状況に合わせて、くっつけたり離すことができるし、引っ越しのときもスムーズです。

男女では体温の差があるので、同じ寝具では体温調整が難しいことも、快眠を妨げる要因です。体温の低い側が、パジャマの下に肌着を重ねたり、腹巻きやレッグウォーマーをつけて保温しまでしょう。体動によって布団の間にすき間ができると肩が冷えてしまうので、気になる場合はショルダーウォーマーもおすすめです。

最近は、ペットと一緒に寝ていることで、眠りの質が低下しているケースも増えています。わが家にも猫が2匹いますが、冬は一晩中ホットマットをつけていて、そこが彼らの定位置。明け方部屋が冷えてくると、布団の中にもぐり込んでくるので、ちょうど目覚める準備になっています。

快眠のことだけを考えると一人で眠るのがベストですが、ベッドでのパートナーとの語らいやスキンシップも大切なこと。「愛情ホルモン」や「信頼ホルモン」と呼ばれるオキシトシンが分泌されて、幸福感が高まります。睡眠不足になると、カップルはけんかしやすいという研究結果も出ていますから、睡眠環境を上手に整えて、二人の愛を育んでくださいね。


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