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傘の持ち方で分かる気配り度

傘の持ち方で分かる気配り度

2013年6月11日 • Mind & Heart

雨の日についついしてしまうのが、傘ウォッチング。傘ウォッチングとは言っても、傘そのものを見るというよりかは、駅の構内などを歩く人の傘の持ち方に注目しているのですが、人それぞれなことに気づきます。

傘の柄を内側にして地面に直角にして持っている人からは、周りに迷惑がかからないようにという気配りや優しさが感じられます。

逆に、地面に平行に傘を持っている人、ビジネスバッグの上に傘を置いて歩いている人、斜めに持っている人、手を振りながら歩いている人など、うっかりそんな人たちの後ろを歩いてしまった日には、傘の先端が当たりそうでヒヤヒヤしてしまいます。特に駅の階段を上る時などは、顔に直撃しそうでスリル満点。後ろを歩く人のことを意識していないということは、気配り度が低いということなのかもしれません。

でも無意識を意識に変えることや、自分の常識が非常識であることに気づくのは、難しいこともありますよね。周りの人が教えてあげればいいのかもしれませんが、このご時世、他人に注意をするのは勇気のいることです。

だから、はっとするような気づきを与えてくれる仕組みがもっと社会に浸透していけばいいのに、とも思います。例えば以前、東京メトロのマナーポスターに「家でやろう」シリーズがありましたが、こんな風にシンプルでわかりやすくてユーモアたっぷりに問いかけられたら、素直に気をつけようと思ってしまいます。

アナログは文化、デジタルは文明』でもご紹介した江戸しぐさにも、相手を嫌な気分にさせないこと、相手の気持ちをくみ取ることのヒントがちりばめられていますが、基本に戻って、子供の頃親や先生によく言われたように、「自分がされて嫌なことをしない」といったことにまず気を付けてみることが、他人への気配りや思いやりのおすそ分けにつながるのかもしれません。

傘を持って外出する日が増えるこの季節、ジメジメした気分が晴れるような配慮や優しさを持って過ごしたいですね。


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