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何度訪れても感動の絶景「はての浜」。球美の島に浮かぶ珊瑚の欠片でできた久米島

何度訪れても感動の絶景「はての浜」。球美の島に浮かぶ珊瑚の欠片でできた島

2016年9月27日 • Travel

久しぶりに夏の久米島を訪れて来ました。久米島と言えば、はての浜。島人をしてみな口をそろえ、“島の一番のおすすめ”と言わしめる、まさに久米島の顔とも呼べるべき絶景ポイントです。

はての浜へ行くには、イーフビーチ先の泊港から船で渡してもらうのですが、船着き場の水からしてすでにエメラルドグリーン! 水面をぬいながら船で沖へと進んで行くと、眩いばかりに輝く小さな真っ白な点が浮かびあがります。近づくほどその点が少しずつ大きくなり、やがて島として姿を現わしたら到着です。

何度訪れても感動の絶景「はての浜」。球美の島に浮かぶ珊瑚の欠片でできた久米島

初めてはての浜を訪れる人は上陸のこの瞬間だけで、もう相当にテンションがあがるはずと思いますが、本当にすべてが真っ白な砂浜で、足をつけるとペディキュアの色まではっきりとわかるその透明度の高さには、何度目であろうと思わず笑みがこぼれます。

砂浜の小島というと、端から端まで数歩で見渡せるような小さな島をイメージしている人も多いようなのですが、満潮でも海の中に沈んでしまうことのないはての浜は、それなりの大きさがあり、奥行きを持って真っ白な砂浜が続く風景は、まるで砂漠を訪ねたような錯覚にも陥ります。

フォトジェニックさでは沖縄NO.1。はての浜で切り取るアートな風景

何度訪れても感動の絶景「はての浜」。球美の島に浮かぶ珊瑚の欠片でできた久米島

シーズン中、はての浜には、訪れる観光客のためにパラソルやデッキチェアが用意されます。夏の間はとくに、船が到着するたび水着姿でシュノーケルセットを抱えた姿の人々が次々と島へ上陸するのですが、絶海の孤島に浮かぶかのような真っ白な島に、レジャー感満載の人々がどんどんやって来るその光景は、どこか非現実的なフィルムを眺めているようでもあります。

何度訪れても感動の絶景「はての浜」。球美の島に浮かぶ珊瑚の欠片でできた久米島島の中央にポツンと設置された仮説トイレもまたなんだかシュールで、まるで、映画『バクダットカフェ』のシーンのよう。意図したものではないにも関わらず、そこだけ切り取るとずいぶんアートな空間として映ることの不思議。

究極の自然の美しさを背景にすると、どこに行ってもスマホを片手にした日常がにじみ出る私たち観光客は、その存在自体が異質なものとして浮かび上がるのかもしれないな、とカメラのファインダーを覗きながら思ったのです。

大波を立てるでもなく、突風を吹かせるでもなく、ただそこに静かに存在し、無言でその美しさのままの姿であるだけのはての浜に、何かを伝えてもらったような気がして、こんなところにもまた島の魅力をひとつ発見。

はての浜は、毎年シーズン前に、島人のボランティアによって大々的なゴミ広いと清掃が行われています。冬の間に流れ着いた漂着ゴミの多さは私たちの想像をはるかに超えた量だそう。夏の間のはての浜のこの絶景も、島人のみなさんによって守られているのですね。
にふぁーでーびる(沖縄の言葉でありがとうの意味)!

  • 久米島・はての浜の位置

Photo:Mayu Kobayashi


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