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Lane in meadow and deep blue sky. Nature design.

今をより良く生きるための『未来』からのギフト

2016年7月4日 • Mind & Heart

「因果応報」とは、原因によって生じた結果や報いのことを言います。「なぜ?」「どうして?」と思う出来事があった時、その原因を考えて周囲や環境、自分自身について省みる機会となります。そして最も大切なのは、現状を思い悩んだり、悔んだりすることではなく「今をどう生きるか」です。

その道の向こうに何がある?

あなたがこれまで嬉しかったこと、達成したこと、成功体験は何ですか? そこに至るまでは、多少の障害や葛藤もあったのではないでしょうか?「辛い」から一つ進むと「幸せ」になると表されているように、「辛い」は道の途中です。あなたが「幸せ」を体験するための。ワクワクしちゃいましょう。

また、あなたのこれまでの困難や苦労の中で残ったものは何ですか? 気づけたことは何ですか? それは、身を持って得た“感謝”や“知恵”や“経験”です。助けてくれた人、一緒に頑張った人、優しさや励まし、学べたこと、出会えたこと、成長したこと、あなたが語れることがまたひとつ。その言葉で救われる人が必ずいます。もらったもの、受け取ったものは与えられるようになります。様々な思いや経験を通して引き出しは増え、あなたという人間に深みが出ます。

『大きなまわり道をしたけれど、でもそれがあなたの道だったの』~ミヒャエル・エンデ~
あなたにしか進めない道を、あなただから進める道を、思う存分味わいましょう。なんのために? それは、あなたがあなたになるために。あなたの輝く笑顔がその道の向こうにあるからです。

あるのは「壁」ではなくて「扉」

人は思い通りにいかないことを嫌います。急がず、焦らず、ゆっくり向き合ってみましょう。もし「悩み」があるなら、そこには同時に「願い」や「望み」もあります。つまり、悩んだ時は“自分がどうありたいのか”を知る絶好のチャンスです。「失望」と一緒にある「希望」に目を向けましょう。その希望が、あなたが大切にしていることです。そこに気づけたら、学べたら、滞っていたエネルギーが溢れだします。立ちはだかる「壁」ではなく、未来へつながる「扉」です。分からない先のことなら、不安で縮こまるよりも、希望でのびのびすると、あなたの心は自由で開放されて、思った方へ流れていきます。

オセロが白になれば、それまで黒だったことが白に変わっていきます。「あのせいで」「あれさえなければ」が「あのおかげで」「あれがあったからこそ」に変わります。未来の白を先に決めてしまいましょう。いつも、幸せで希望の道の扉をひとつひとつ開けている途中です。

すでに降り注がれている光を受け取る

曹洞宗開祖の道元禅師は小さい頃に両親を亡くした後に出家されています。
聖路加国際病院理事長・名誉院長の日野原重明先生(104歳)は、10歳で急性腎炎・20歳で肺結核と胸膜炎を患われ、いのちの大切さに向き合ってこられたからこそ、与えられたいのちをどうやって最後の一瞬まで使おうか、使い切るか、成すべきこと、果たすべき使命を考えることを教えてくださいます。
『人生に何を期待できるかではなく、人生から自分が何を期待されているかを考える』
『予期せぬ災難に見舞われることが不幸なのではなく、そのときに希望を見失ってしまうことが不幸なのです』と著書に記されています。

すべて生きているから出来ることで、死んだら何も出来ません。“いま、ここに生きている”それだけで天から祝福されています。大丈夫、私たちはいつも、応援されています。守られているし、愛されています。あなたに与えられた出来事はすべて、あなたが輝くためのギフトです。限りある命をどう使うか?何のために費やすか?いつでもあなたの道は光に照らされています。

参考文献:
・ひすいこたろう著『ものの見方検定』(祥伝社)
・日野原重明著『いのちの使いかた』(小学館)


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