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明日に向かって鋭気を養う、心の疲労を解消するフィットネスとは

2016年5月31日 • Family, Mind & Heart

先月、“妊娠・出産期の死因として自殺が最も多い”、というショッキングなニュースが報道されましたが、お聞きになりましたか? 日本は安全にお産ができる国であり、妊産婦死亡率は医療の進歩などにより、ここ10年、大幅に減少しています。しかし、東京23区で2005年~2014年までを調査したところ10年間で63人の妊産婦が自殺しており、出血等による死亡率の約2倍という結果がでています[1]

自殺の原因の一つに産後うつがあり、女性のヘルスケアを考えるとき、体だけでなく心が健康であることの重要性が注目されつつあります。健康とは、単に病気じゃないというだけでなく、肉体的、精神的、社会的にすべてが満たされた状態であることをいいます(世界保健機構WHO定義より)。春は仕事や家庭での環境、役割の変化がある時期、このため、ストレスで体調を崩しやすいのが5月、6月頃です。あなたの心は元気ですか?今回は、心の健康と運動についてのお話です。

体の疲労をとることだけが「休養」ではない

精神的、肉体的疲労を感じたとき、皆さんは休みの日をどのように過ごしますか? 寝坊する、テレビを見ながらダラダラ過ごす、栄養のあるものを食べる、ボーッとする、どれも正解であり、不正解です。休養には「休」と「養」という2つの意味があります。1つは「休む」こと、つまり仕事などにより生じた疲労を回復し、元気な状態に戻すということ、これは不足した睡眠や、栄養を補うことで解決できるので、寝坊する、美味しいものを食べる!といのは正解。しかし休養の養 つまり「養う」は、次に向かっての鋭気を養い、身体的、精神的、社会的な健康能力を高める時間を過ごす、ということですから、ただ休むだけでは、健康能力は高まりません。ストレスフルな社会で生きる現代人には、肉体疲労以上に心の疲労を減らすための「休養」という考え方が必要なのです。

リズミカルな動きが体だけでなく心を元気にする

疲れやすかったり、イライラしたり、集中力がなくなる、ストレスに弱いなどの原因はいろいろありますが、最近、よく聞くのがセロトニン不足。セロトニンは感情のコントロールや幸福感を感じやすくなる「幸福ホルモン」とも言われるホルモンです。このホルモンを増やすためには、太陽の光を浴びることや食生活を整えることなどに加え、リズミカルな運動をすることです。

運動がメタボリックシンドロームやロコモティブシンドロームの予防に有効なことは知られていますが、うつ病の改善や認知症の予防にも運動が有効なことが最近、わかってきました。欧米の研究では、抑うつ症状の患者にカウンセリングとジョギングを併用した治療を行い、カウンセリングだけを行った患者と比較して、改善傾向が優位に見られたという報告があります。ゆっくり休んでも疲労感が取れない、元気がでない、と感じたら、セロトニンを増やすために、朝日を浴びながら、朝のお散歩から始めてみましょう。音楽を聞きながら一定のリズムで歩くのがオススメです。音楽のスピードも早いものとゆっくりのものを交互に入れて、リズムに変化をつけると飽きずに続けられますよ。

 今月のエクササイズ 心身をリフレッシュするペアストレッチ

外に出られない時は、おうちで心身をリフレッシュできるストレッチをしましょう。背骨全体を大きく動かすことは自律神経を整えることにつながります。伸びをしながら深呼吸。一人だと反るのは難しいので、パートナーに寄りかかって行いましょう。おしゃべりもリラックスに役立ちますね。

明日に向かって鋭気を養う、心の疲労を解消するフィットネスとは

脚注:
[1] http://www.asahi.com/articles/ASJ4R5GDPJ4RULBJ00G.html


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