MENU
まるで違う惑星?! 太古の地球を感じる、ベネズエラ・ギアナ高地

まるで違う惑星?! 太古の地球を感じる、ベネズエラ・ギアナ高地

2016年1月14日 • Travel

「ここは本当に地球の一部なのだろうか」自分が立っている場所の感覚さえ麻痺してしまう風景があります。遭遇したことのない色、何かを語りかけてくるような風、ずっと昔に忘れていた匂い。それは、ベネズエラのギアナ高地で出会うことができます。

南米ベネズエラの東に、九州ほどの面積を持つ、カナイマ国立公園があります。この地帯には“テプイ”と呼ばれる、テーブルのような形をした、頂上が平らな山々が点在しています。世界一の落差を誇り、滝壺がないことでも有名なエンジェルフォールズもこの場所で見ることができます。

まるで違う惑星?! 太古の地球を感じる、ベネズエラ・ギアナ高地

この国立公園内で一番の高さを誇るテプイ、ロライマ山の標高は2,810m。コナン・ドイルの「失われた世界」の舞台になった場所としても知られています。ロライマとはタウレパン語で“空に近い場所”という意味です。周囲からその姿を眺めることもできますが、登山することも可能です。頂上へは、キャンプをしながら6日間のトレッキング、もしくはヘリコプターでアクセスできます。

登山は日数こそかかるものの、周囲のサバンナに点々とするテプイを眺めながら、様々な植生や山のドラマを肌で味わうことができる贅沢を体験できます。

このギアナ高地一帯は、太古の昔、大陸移動が行われた時の回転軸となった場所で、火山噴火や地震などの地質学的な変化の影響をほとんど受けておらず、地球最古の岩盤がそのまま残っている場所と言われています。2億5先年前の地球の断片にたくさん出会うことができる稀有な土地です。

頂上では小さなカエルに出会いました。そのカエル、オリオフリネラと呼ばれているのですが、水かきがなく、泳ぐことも跳ねることもできません。さらに驚いたことに、卵からオタマジャクシにもならず、カエルのまま孵化するのです。まさに進化の止まった太古のカエルです。

まるで違う惑星?! 太古の地球を感じる、ベネズエラ・ギアナ高地

ロライマ頂上一帯は、クリスタル(水晶)で敷き詰められ、大小様々な形に表れた水晶が、そこら中に散らばっています。水晶の上を歩くなんて、なんとも贅沢で神秘的な体験ができるのも、ロライマならではでしょう。

  • ベネズエラ・ギアナ高地の位置

« »