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孤独を楽しむ

孤独を楽しむ

2012年7月3日 • Mind & Heart

アインシュタインの言葉にこのようなものがあります。

私は孤独の中に生きている。若い時には苦痛だが、成熟した大人になると心地よくなるものだ。
I live in that solitude which is painful in youth, but delicious in the years of maturity

私自身は未熟な大人という中途半端な状態ですが、それでもこの言葉の意味がよく分かります。若い時は常に誰かといないと不安を覚えて、1人でいると孤独感に押しつぶされそうなこともありましたが、大人になってからは1人の時間が楽しくて仕方がありません。

若い頃も今も、元々の性格に大きな変化はないのですが、年を重ねるにつれて自分が形成されてきたことや、時間の流れが早くなってきたせいか、人に合わせて時間を使うことばかりせず、まず自分のことを考えて時間を使うようになったということが影響しているかもしれません。

でも人に合わせることが悪いことだとは思いません。若い時は逆に自分を映す鏡と考えて、周りに合わせて生きるのが自然だと思います。私が大人になって自分を形成できたのだって、周りに合わせていたことで、どうしても合わせることのできない周りとの違いに気づき、その違いを感じながら、少しずつ自分を組み立てていくことができたからだと思います。

でもどうしても孤独が怖いという方もいると思います。それは日本語だと「孤独」を表す言葉はひとつしかなくて、寂しさを煽る印象があるからかもしれません。でも英語では「孤独」という言葉が2つあって、その違いは歴然です。

①自主的に一人になるときの孤独=solitude
②一人でいることが不幸と感じるときの孤独=loneliness

フランス人は、「孤独こそ、神が与えてくれた最高の贈り物だ。ひとりでいれる時間は様々なことを学べる時でもある。」 1 という考え方のようで、孤独は人生を楽しむために必要なエッセンスと捉えています。

孤独を楽しみ、上手に付き合っていくことが、生活を豊かにするってことですね。そう考えると孤独が楽しめるような気がしませんか?

脚注:

  1. 浅野 裕子、「一週間で女(じぶん)を磨く本―「うれしい変化」が起こる63のヒント」、三笠書房、2002年、170ページ

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