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絶海の孤島、不思議が体験できるイースター島

絶海の孤島、不思議が体験できるイースター島

2015年12月17日 • Travel

太平洋、ポリネシアトライアングルの東端にある絶海の孤島。人々の冒険心をくすぐるモアイの島、イースター島。この島へ向かう飛行機の窓から見えるのは、周囲に島らしき島が存在しない巨大な海に、突然ぽっかりと現れるイースター島。その不思議さは、未知なる想像力を私たちに与えてくれます。

現地の言葉で、大きい島という意味を持つ“ラパ・ヌイ”は、周囲4,000km以上も他の陸地から離れています。地球一周が4万kmなので、なんと10分の1の距離です。

飛行機を降りると、頬にあたる柔らかく暖かい風が、優しく旅びとを出迎えてくれます。「ヨラナ〜」(ラパ・ヌイ語でこんにちは)と島の人々に出迎えられ、花の首飾りをかけてもらうと、旅の疲れと、硬くなった心が少しずつ、解放されて緩んでいくようです。

絶海の孤島、不思議が体験できるイースター島

島はたくさんの不思議と生命力で溢れています。磁場を強く発するラウンドストーン、人肉を食べていた洞窟の中に描かれた壁画、島中に無秩序に置かれ、それぞれの表情を持って何かを見つめ続けるモアイ像たち、夕日に映える赤砂の海岸。それぞれの場所で、この島の歴史と謎に出会うことができます。そんな島の中でも多くの人々の心を捉え続ける場所があります。

ひとつは、“ラノ・ララク”と呼ばれるモアイの切り出し場。モアイは凝灰岩で作られており、採石は直径550mの噴火口跡でした。今もなお、完成前のあらゆる段階のモアイが周囲に散乱しており、どのようにモアイが作られていたのかという製作段階を間近で見ることができます。

そしてイースター島へ来たら、日本人として訪れておきたい場所があります。島の東の海辺にある“アフトンガリキ”と呼ばれる場所です。

この場所には堂々とした15体のモアイ像が立っています。しかしその昔、このモアイたちは、部族の争いや地震と津波によって流され、崩壊していました。そのモアイの修復を買って出たのが日本でした。

絶海の孤島、不思議が体験できるイースター島

1996年、日本モアイ修復委員会とチリ政府の協力によって、15体のモアイの修復が完成し、今蘇った姿を見ることができるのです。

どこからも遠く離れたイースター島。ラパ・ヌイ語で“未来を生きる”という意味を持つ、モアイ。(モ=未来、アイ=生きる)

ラパヌイの人々は、モアイたちの未来を、その言葉に込めたのかもしれません。

  • イースター島の位置

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