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ドンマイの優しさ

「ドンマイ」の優しさ

2013年10月21日 • For Men, Love & Relationship, Work

学生の頃、「ドンマイ」という言葉が“don’t mind”の略であること、そして和製英語なので、英語では“don’t mind”ではなく、“don’t worry”や”never mind”という表現が正しいと知った時、目からウロコが落ちました。

最近では聞くことも使うこともほとんどなくなりましたが、「大丈夫、次がんばっていこう!」という優しさが感じられる、温かみのある言葉だと思います。

元々あがり症の私は初デートなどでの失敗も多いのですが、いまだに忘れられないのが、大学生の頃好きだった人にデートに誘われた時、緊張のあまり飲み物を派手にこぼし、その後うっかり男性トイレに入って慌てて出てくるところを彼に見られ、挙句の果てに自分から「見たい」とリクエストした究極にロマンチックな映画『タイタニック』の最中に爆睡してしまうという、まるでコントのようなハプニング。

でもデートの最後にひたすら謝る私を見て、彼が笑いながら言ってくれたのが、「完璧なファーストデートではなかったかもしれないけれど、ハプニングのおかげで思い出に残るデートになってとても楽しかったよ」という言葉。

彼とはその後しばらく付き合いましたが、「ドンマイ」の優しさを感じられる言葉をたくさんかけてもらい、彼に刺激を受けて私も大きな優しさを人に与えられる人間になりたいと思いました。別れて大分たった今でも、当時のことを思い出すと心がじんわり温かく幸せな気持ちになります。

「1度のデートで失敗すると、2度目はまずない」なんて話をどこかで聞いたことがありますが、よほど非常識なことをしない限り、失敗をしても2度目、3度目のデート、そして長い付き合いに繋がることも多いと思います。

同じようなことが、恋愛だけでなく、あらゆる人間関係において言えると思います。

自分のものさしや先入観で人を判断してしまうことは、誰にでもありますよね。でもそんな一方的な考えは相手の反発や嫌悪を招いてしまうだけ。

だから思わずそうしてしまいそうになった時、難しくても一歩ゆずって相手の立場に立ってみること、他人の失敗を笑って許してみること、そんなことを意識し続けることが、心の余裕や思いやりの心に繋がっていきますし、「ドンマイ!」「次がんばっていこう!」と2度目のチャンスをあげることで、相手からも同じような優しさが返ってくると思います。

思いやりの心は連鎖するもの。だから、そんな連鎖を自分が起こせるようになれたらいいですね。


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