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タンポポのように自由に、力強く

タンポポのように自由に、力強く

2014年3月27日 • Love & Relationship, Mind & Heart

シングルの女性にとって、時にFacebookは危険地帯。結婚している友達、彼のいる友達の幸せそうな写真をウォールで見て、「私もこんな素敵な恋がしたい!」と強い憧れを抱いたり、シングルであることに劣等感を感じてしまったり、自分にもこんな幸せがやってくるのかと不安や焦りを感じてしまったり……。

でもそんな幸せそうな写真は、あくまでスポットライトの当たった2人の関係の「華やかな表舞台」。舞台裏では、喧嘩やすれ違い、倦怠期など、カップルならではの問題や辛い出来事があるのも確か。要するに、カップルでもシングルでも、人生山あり谷あり、幸福も逆境もあります。

でも、彼がいない寂しさなどからあまり好きでもない人と付き合ってしまったり、自分の好みでない「モテ髪」「モテ服」に挑戦して自分らしさを失ってしまうこともあるかもしれません。そんなことを繰り返して気づくのは、決して簡単なことではないけれど、自分を飾らず、ごまかさず、正直に生きることが幸せへの一番の近道だということ。

アメリカのドラマ、SEX and the CITYのシーズン2、エピソード18(『別れてもお友達?』)で、別れた後も心の中にいたビッグが他の女性と結婚するというショッキングなニュースを聞き、ヒステリックになるキャリーがいました。でも彼の婚約パーティーの後、「何で私じゃなかったの?」と質問するものの、結局納得のいく返事が返ってくることはありません。そして彼が去り、近くで馬車に繋がれた馬が暴れる姿を見て、ふと何かに気づいたようにキャリーが心の中でこう呟きます。

男に馴らされない女もいる。彼女たちは駆けつづけるのだ。一緒に走れる男と出会うまで。
Maybe some women aren’t meant to be tamed. Maybe they just need to run free till they find someone just as wild to run with them.

SEX and the CITYのこちらのエピソードの主軸にあったのが、今でも多くの人に愛される名作映画『追憶』でした。『追憶』は、自分の信条を曲げることができない自我の強いケイティが、リベラルな考え方のハンサムなハベルと恋に落ちるというストーリー。でも自分の信条のせいでハベルとうまくいかなくなり、最終的に彼が選んだのが、素直で家庭的で古風な女性だということを知るケイティ。

SEX and the CITYのキャリーも、ケイティのように自立していて自分らしさを貫く女性でしたが、ケイティに自分を重ね合わせ、「心に入り込めなかったのは私じゃない。ビッグの方だ」と気づいたのでした。

そんなキャリーの言葉や考え方に触れて、ふと頭に浮かんだのがタンポポ。タンポポの綿毛は一見風に吹かれてふわふわ飛んでいるだけのようにも見えますが、自由に空を舞いながらも、しっかりと根をおろして花を咲かせられる場所を探しています。

「踏まれても咲くたんぽぽの笑顔かな」という俳句が表すように、踏まれても踏まれても、負けずに勢いよく芽を出し、太陽に向かって伸びて咲くのがタンポポ。アスファルトから生えることだってあるくらい、生命力の強い植物です。だから一生懸命生きていれば、タンポポのように根をおろして笑顔で咲くことができる日がくる。そう信じて自由に力強く生きながら、タンポポの咲く春を楽しみたいですね。


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