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男と女のパワーの違い、その差を埋めるのはお互いの力を確かめ合うこと

男と女のパワーの違い、その差を埋めるのはお互いの力を確かめ合うこと

2016年5月11日 • Health, Love & Relationship

オリンピックの日本代表が次々と決まり、リオでの活躍が楽しみですね。スポーツ競技のほとんどが男女別々に競いあいますが、地球上最強とか地球上最速などの言葉を聞くと、男女分けずにやったほうが面白いのではなんて考えてしまいます。しかし、男性と女性の身体能力の差は歴然。ギリギリまで鍛え上げているからこそ、少しの身体能力の差が記録に影響されます。今回は、技術だけでは補えない、性差について、ちょっと考えてみましょう。

思春期まではあまり差がない男女の差

子供の頃の運動能力に男女差はそれほど大きくありません。差が見られるようになるのは思春期を過ぎたあたりからです。文部科学省が実施している体力の調査で見ると、筋パワー(瞬発力)は全ての年齢で男子が女子より高い水準を示しています。男子は14歳頃までは著しい向上傾向を示し、その後も緩やかな向上傾向が見られ、20~24歳頃にピークに達します。一方女子は、14歳頃にピーク達し、20歳代前半までその水準が保持され、その後は緩やかな低下傾向を示します。

違いのポイントの一つが筋肉。女性は初潮が始まり、産むための準備が始まると脂肪量が増え、男性に比べると筋肉の増加は相対的に少ない傾向にあります。筋肉は体を動かすエンジンのようなもの。筋の太さ(サイズ)に比例して力を発揮する能力は一般的に高くなるため、同レベルの技術がある場合、結果に差が出てくるのです。とは言うものの、身体能力は筋力だけではありません。柔軟性、全身持久力などの要素もありますので、競技の特性によって、男女差が大きいものと小さいものもあるわけですね。では、普段の私たちの生活の中での性差はなんでしょう?

男性は力持ち!でも過信しないで…

重い荷物を持つ、瓶の蓋を開けるなど、パワーが必要なものは一般的に男性が得意です。これは筋のサイズの違いです。彼があなたより体が大きければ「力持ち」ということで良いのです。私は仕事柄、育児や家事に積極的に関わる「イクメン」の男性達と接する機会が多くあります。イクメンがブームではなく自然にパートナーとの役割が分担できている男性は素敵です。しかし、そんな彼ら見ていて感じるのは「腰を痛めそう…」ということ。女性は妊娠経過に伴い徐々に赤ちゃんの重みを体で受け止めています。出産後はダメージは残りますが、赤ちゃんを抱っこするということの負荷イメージは自然にできています。

ところが男性はウォーミングアップ無しで育児が始まることになります。男性は、胸・肩・腕の筋肉が比較的強いため「抱っこ」は得意。しかし、赤ちゃんの重みを支えるのは腕だけでなく、腰。最初のうちは良いのですが、体には徐々に疲労がたまり、そのケアをしないまま育児動作を続けた結果…あるとき腰痛に襲われるのです。こうなるとパートナーからは「戦力外」を言い渡されてしまうという悲しい結果になってしまいます。

筋力がある男性に足りないものは何か…それは疲労を貯めない柔軟性です。パパフィットというプログラムで産後の男性に指導しているのが「育児筋力を高めよう」ということ。男性はトレーニングをするものと思っていますが、トレーニングの一つが柔軟性にアプローチしたもの、特に体の後ろ側と体幹部のストレッチを積極的に行ってもらいます。ただし、男性は比較的、柔軟性が低いのでストレッチがきつく、やりたがらないかもしれません。健康で素敵なパートナーになってもらうために、2人でスキンシップをはかりながらペアストレッチをしてみてはいかがでしょうか。ポイントは、お互いの力の差を確かめ合いながら行うことです。

ペアストレッチで

骨盤と背中をぴったりと合わせるように座ります。男性は手を横に伸ばし、女性はその腕に自分の腕を絡めます。二人で同時に息を吸い、背筋を伸ばします。吐きながら同方向に体をねじります。無理にたくさんねじるのではなくお互いの体の柔らかさを確認し合いながら行うのがポイントです。

男と女のパワーの違い、その差を埋めるのはお互いの力を確かめ合うこと


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