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「くるたのしい」恋愛

「くるたのしい」恋愛

2013年5月8日 • Love & Relationship

作家・遠藤周作は、こう言いました。

「恋愛は『くるたのしい』ものである。『くるたのしい』とは苦しく、かつ、楽しいを略した私の新造語だが。」 1

確かに、片想いでも両想いでも、恋愛は一種のジェットコースター。楽しい!と思った次の瞬間には、胸が苦しくなるような出来事に心が折れそうになることも。まさに「くるたのしい」状態を経験するのが恋愛。

でもこの言葉には、陰と陽のエッセンスがつまっているような気がします。

苦しみもあれば楽しみもある
悲しみもあれば喜びもある
不安もあれば安心もある

など、物事には必ず二面性があって、どちらか一方ということはありません。

でも恋愛においては、自分一人の問題ではないだけに、物事の一面にとらわれてしまうこともあります。苦しい経験をすると、苦しさばかりを背負い込んでしまって、そこから生まれるはずの楽しみに気づかず、苦しい思いが続いてしまったり・・・。

でも勇気を出して、自分がなるべく目を向けたくないことと向き合ってみる。そうすると、解決の糸口が見つかったり、時にはあっさり答えが出たりして、ネガティブに思えたことが、ポジティブな方向へと進んでいく。すると、苦しみも悲しみも不安も全て、自分にとって必要なものだったということに気づきます。

ドイツの詩人・エルンスト・アルントはこう言いました。

「恋の悩みほど甘いものはなく、恋の嘆きほど楽しいものはなく、恋の苦しみほど嬉しいものはなく、恋に死ぬほど幸福なことはない。」 2

恋愛に、悩み、嘆き、苦しみはつきもの。でもそれが相対的な喜びや楽しみや幸せをもたらしてくれるのも確か。そんな物事の二面性を理解して、恋愛は「くるたのしい」ものだと受け入れられるようになれたら、バランスのいい、自分らしい恋愛ができるようになるのかもしれません。

脚注:

  1. 恋愛は「くるたのしい」ものである 遠藤周作、名言から学ぶ幸せのヒント
  2. 恋愛は「くるたのしい」ものである 遠藤周作、名言から学ぶ幸せのヒント

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