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ビリーフを広げて景色を変える

ビリーフを広げて景色を変える

2014年7月22日 • Mind & Heart

雨の日を残念に思うことはよくありますが、新しい傘やレインブーツを買った後は雨の日が待ち遠しいもの。雨の日という「事実」は変わらないのに、「感情」は人それぞれ。

同じように、「別れ」という事実に対して「寂しさ・孤独・劣等感・焦燥」でいっぱいになる人もいれば、「感謝・応援・巣立つ・自立」というとらえ方をする人もいます。事実は同じなのに、結果はさまざま。人の数だけ考え方があります。

心理療法でのアルバート・エリスの提唱した「ABC理論」とは、「A(Affairs)出来事」が「C(Consequence)感情・結果」を作りだすのではなく、「A(Affairs)出来事」という事実に対して「B(Belief)受け取り方・観念」によって「C(Consequence)感情・結果」が決定する、という考え方です。

事実を変えれば幸せになる、事実を変えればイライラしなくなるのではなく……すべてはあなたのとらえ方(Belief/ビリーフ)次第で幸せを感じることが出来るのです。幸せは、事実や相手が問題なのではなく、あなたの”ビリーフ”次第です。

不幸を自分の勉強と思える人、ピンチをチャンスととらえる人は、このビリーフのバラエティが豊富なのです。もちろん、苦痛や困難といった思いは誰にでもあることです。そこからビリーフを修正する視点の変え方が、頭や心の柔らかさなのです。そんな柔らかさを備えた人は、どんな状況も、いつでもキラキラした景色へと変えていく力を持っています。

すぐにイライラ、もやもやしてしまう人は、最高の批評家であり、一番のチェックマンだという傾向があります。カンペキは自分も周りも苦しめます。“正しさ”というのは、時には最優先ではないこともあるのです。つい批判をしてしまう人は、日常で何かしらをガマンしている人が多いです。本当はしたいのに出来ない、思うように生きられていない満たされない気持ちから、人の考え方・生き方を自分の固定観念でジャッジしてしまうのです。

まずは、自分自身に対するとらわれを解放してあげましょう。「~べき」「~ねば」「~に違いない」という思い込みや強いる気持ちを「~だったら良いね」「~にこしたことはないですね」「~が目標ですね」と柔軟に変えていきましょう。「良い子でいなければならない」「愛されなければ」「ワガママを言ってはいけない」「人から好かれなければならない」「認められねばならない」「みっともないところを見せてはいけない」このようなビリーフを持っていませんか。そして、それによって自分を苦しめてはいませんか。

または、自分の子供や家族や周囲の人々にこのようなビリーフを与えてしまっていませんか。狭めるよりも、広げてあげるビリーフ修正を心がけて、辛いことも苦しいことも悲しいことも受け取ったうえで、嬉しさや感動、喜びや楽しさに変えていきましょう。

大丈夫、ちゃんとあなたは愛されています。良い子じゃない時もあるかもしれないし、ワガママを言って困らせるかもしれない。人から嫌われてしまうこともあるだろうし、気がつかないうちに誰かを傷つけてしまっているかもしれない。でも、みっともないところも情けないところも全部そのままのあなたで良いのです。安心してください、ちゃんと愛されていますから。そして、何よりもまずは自分自身を愛してあげてください。

怒られるからやるのではなく、誉められたいからやるのでもなく、あなた自身がやりたいと心から思ってやるのです。失敗したっていいのです。ダメな自分も愛してあげましょう。何が起こるかわからない、なんでもあり! どんと来い!と柔軟に強くやさしく。幸せと苦しみの間に楽しさがあると知って、あなたの素敵な笑顔で自分自身の人生を味わってください。楽しんでください。


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