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街が恋人

街が恋人

2013年11月15日 • Mind & Heart

アメリカで使われる表現に、”Date Night”というものがあります。これは「デート・ナイト」=「恋人と過ごす土曜日の夜」という意味なのですが、アメリカのドラマ、”Sex and the City”のシーズン5、エピソード1(「恋人はNY」)で、この文化(ルール)に翻弄されるシャーロットを見ました。(エピソード前半でキャリー達が朝食をとっているシーンです)

シャーロット:  「昨日の夜何してたの?」
キャリー: 「映画を見てきたわ。」
シャーロット:  「誰と?」
キャリー: 「一人で。」
シャーロット:  デート・ナイトに?」
キャリー: 「50歳になってもそう呼ぶつもり?」
シャーロット: 「だって土曜日に1人でいたら、『あの子1人でかわいそう』って思われるじゃない!」
ミランダ: 「今私があんたを見てるみたいに?シャーロットは一人で出かけないの?」
シャーロット: デート・ナイトに?」

シングルだからこそ不安になってしまうその気持ちもよく分かりますが、周りの冷たい視線に気づかず、「デート・ナイト」を連呼するシャーロットに思わず爆笑。でもその次のシーンのキャリーの台詞が最高でした!

キャリー:   「ニューヨークはシングルにとって最高の街じゃない。街が恋人よ。」
ミランダ:    「街とデートしてるってわけ?」
キャリー:    「かれこれ18年ほどね。シリアスな関係になってきたと思うわ。恋に落ちちゃったかも!」

孤独を楽しむ」では、”孤独は人生を楽しむために必要なエッセンス”と捉えているフランス人の考えについてご紹介しましたが、キャリーの言葉がまさにそれを象徴しているような気がします。

私の友人でも、1人で映画やバーに行く女性がいますが、1人でいることを不安に思わず、逆に楽しんでいる様子を知って、刺激を受けます。

私は家でゆっくり1人の時間を過ごすのは好きですが、1人で出かけることはほとんどありません。でも「街とデート」することで出会いや発見の多い友人を見て、自分には未知の発見を自分の成長につなげる余地があるということなのかな、とも思うのでした。


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