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Dr.自然治癒力~α波をつくりだそう~

Dr.自然治癒力~α波をつくりだそう~

2013年11月25日 • Health, Mind & Heart

時として日常生活においては名医や薬より効く、「自然治癒力」。

人間・動物などの心身が生まれながらにして持っている、ケガや病気を治す力・機能を広くまとめて指す表現で、手術を施したり、人工的な薬物を投与したりしなくても治る機能のことを言います。東洋医学においては、人間が生まれながらに持っている病気や環境に対抗する力であり、脳や免疫系や心の作用による免疫システムと言われています。 1

自然治癒力は本来、誰もが持っているものです。体に異物が入ればくしゃみや咳が出ること、風邪をひけば熱を出して菌を殺そうとすること、切り傷がかさぶたになることも自然治癒力です。

また、家族や夫婦の仲が良好だと、ケガや術後の治りが早いと言われたり、女性が恋をするとキレイになると言われたりするのは、ココロとカラダが密接に関係しているからでしょう。

「病は気から」という言葉があるように、ココロとカラダはつながっています。

例えば、すごく多忙な人でも疲れを知らずに働いている人もいれば、同じ環境で顔色も体調も悪くなっていく人もいます。その人にとっての「生きがい、やりがい、楽しさ、達成感」と現実のズレが生じてココロがついていかないのではないでしょうか。もし、好きなことでも「~したい」から「~しなければ」という思いに変わってしまう時も同じ状態です。

肩こり、頭痛、不眠、冷え性、月経不順、肌荒れ、から始まり、じんましんや胃かいよう、アレルギー等の身体機能の異常は、ストレスによる自律神経やホルモンバランスの乱れ、免疫力の低下によるものと言われています。つまり、緊張状態(交感神経が優位)が続いてリラックス(副交感神経が優位)が出来ていない状態です。そうです、自然治癒力はとってもストレスに弱いのです。

普段の日常での脳波はβ(ベータ波)、興奮状態ではγ(ガンマー波)、リラックスしている時にα(アルファ波)が出ていると言われています。 2

1日の中で脳がα波の時間を作れるように工夫して、ココロもカラダも健やかな状態を保ちたいですね。α波の効用は、副交感神経が優位の状態になり、たっぷり眠ったのと同じくらい疲れが短時間で取れ、自然治癒力が高まります。 3 また、記憶力アップ、イメージやアイデア等のひらめきが起こりやすく、判断力が的確になり冷静になります。さらに、自分が良い状態でいることはゆとりを生み、優しく穏やかにいられるのです。

つまり、脳波がα波となれば、リラックスした状態となります。すると、ストレスが取り除かれ、身体が自然な状態に戻ります。それにより、自然治癒力が増すのです。ココロにもカラダにも良いことがたくさん。人によってリラックスの方法は違いますが、脳波がα波の状態を作り出すような自分にあった食事、運動、入浴等の健康的なリラックス法や、ホッと安らげる人や場所を持っていることが良いですね。

禅やヨガでは、ゆっくりと深い呼吸で心を開放し安定させている空の状態(瞑想の感覚)に脳がα波であると言われています。1日5分でも静かに座って目を閉じて……ゆっくり深い呼吸をありがたく味わう時間をつくってみるだけで、ココロとカラダが良い状態に保たれる変化が起こるかもしれませんね。

脚注:

  1. 自然治癒力、Wikipedia
  2. ” 「心と体のバランス回復法~自律訓練法~」“ 日本メンタルヘルス協会 Psychology Training Course(Advance Course)
  3. ” 「心と体のバランス回復法~自律訓練法~」“ 日本メンタルヘルス協会 Psychology Training Course(Advance Course)

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